手描き
最近、イラストを描く機会があり、久しぶりに画材屋に行く。
これでも昔、漫画家を目指していた事がある。
もう、かなり遠い昔の話だけど・・・。
だから漫画を描く道具を見ると、妙に懐かしくなる。
今回は製図用のインク(パイロット)と、0.5ミリと0.1ミリのマーカーを買う。
いつもはカラー用にと証券用インクを買うのだが、白黒だけなので製図用でよかった。
製図用は水性、証券用は油性なのである。
ペン先はまだ持っているので買わなかったが、「カブラペン」とか、「Gペン」とか、「丸ペン」など、ひじょうに懐かしい。
売っている物は昔と変わらなかったが、やはり便利な道具も増えているようだ。
今回、筆ペンの修正液を買う。これは普通に便利そうだ。文字書きでも普通に使えそうだ。
用はないのに、ケント紙とか、スクリーントーン(デザイントーン)を見たりする。
トーン、安くなったなー。380円で「アミ」のB4が買えるなんて。昔は700円くらいしたけどなー。
・・・などと、ノスタルジックな気分に浸る。
これじゃ、普通に売れない漫画家だ。店員もなんか暇なのかやたら店員同士で喋っていて感じが悪いので早々に店を後にする。
で、実際作業をしているのだが、非常に指が痛い。
ものの1時間ほどペンを握っているだけで指が痛い。
昔に比べてタイピングばかりで手書きで何かをしないからか、妙に指が痛いのだ。
ん~。この肉体の衰えは結構、運動関係よりもショッキングである。
「箸しか持った事がない」とか言うけど、これじゃ、「ペンも持てない」身ではないか・・・!
誤字脱字の克服も兼ねて、書道でもやろうかな・・・。