こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
ネットショップ「Hisako」をオープンいたしました。
ショップのアドレスは、こちらです。
今日は、夜のラインミーティングまでは何も予定が入っていません。
集中してしドレス制作ができるありがたい日ですので、一人、アトリエに籠って一日作業をしていました。
幸いお仮縫いは、お客様にとてもお気に召していただくことが出来ましたので、少しずつ寸法の修正をして、更に身体に付かず離れずのぴったりの美しいシルエットになるように、わずかずつですが、パターンのラインを修正しました。
このわずかな寸法のお直しが、全体のシルエットを美しく保てるかどうかの分かれ目になるのです。
ただ身体にぴったり合っていればいいというものでもないのです。
背中には手を動かすために、運動量として、他とは違うゆるみが必要です。
その必要なゆるみが入っていませんと、身動きのできない窮屈な洋服になってしまいます。
どんなに美しいシルエットの洋服でも、動けないのでは困ります。
フォーマルドレスは、それほどたくさんのゆるみは必要ありませんが、それでも、ちょっと手を前に出したり、お辞儀をしたりができないような洋服では、どうにもなりませんね。
その必要なゆるみは、残して、そしてなおかつ美しいシルエットでなけれないけないのです。
そこがフォーマルドレスの難しいところではありますね。
その点をしっかりと加味して、今日は、少しずつ型紙の直しをしていました。
着物の生地の生地幅は、37センチ。
帯の生地幅は、30センチです。
その生地幅で裁断できる幅の型紙にしなくてはいけません。
初めからその幅で型紙はお創りしていますが、修正した時に、その幅をオーバーしてしまっていたら、又更に修正をしなくてはいけません。
と言う訳で、色々確認しながらの修正ですので、何時もより時間が掛かります。
頭が混乱しないように、時々ふっと気を抜いて、頭の使い方も少しゆとりが必要です。
ジャケットの型紙は、仮縫いが終わってすぐに修正をしておきましたが、見直してみましたら、又直したいところが出てきました。
一つ直すと、それに付随してもう少し直してみたくなったり、一日がかりのパターン修正の日になってしまいました。
追加でご注文をいただいた、タイトスカートのパターンも、30センチの生地幅で、如何に美しく切り替え位置を入れることが出来るか、色々考えて、パターンも完成しました。
明日は、こちらは仮縫い用の生地で裁断をして縫ってしまいます。
明日は今年最後のレッスンがありますので、余りドレス制作には掛かれませんが、明後日からの作業になりますね。
年末は、色々予定が入って来ていますので、お正月になってからの方が落ち着いて作業が出来るかもしれませんね。
留袖ドレスの裁断は、柄を合わせるために、そう簡単ではありません。
きっとそれだけで一日をフルに費やしてしまうことになりそうです。
とは言え、それが楽しみでならないという、少しおかしい人間ですので、これはとてもありがたいことです(笑)。
お客さまも、とても楽しみにしてくださっていますので、全力で取り組ませていただきます。
私にとっては、これがお正月の何よりの楽しみです!!
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
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