こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
ネットショップ「Hisako」をオープンいたしました。
ショップのアドレスは、こちらです。
もう、3年ほど前になりますが、尊敬する女性のビジネスリーダーの方から、オーダーのご依頼をいただきました。
私の娘位のお若い方ですが、お美しい上に、IT関係でも、セールスの面でも、素晴らしい才能をお持ちの方ですので、学ばせていただくことばかりです。
オフ会に参加させていただいたり、セミナーでぱったりお会いしたり、数回はお会いしたことがありましたが、その頃はまだ、学ばせていただくだけの先生と生徒と言う関係でした。
メールでのご依頼でしたが、ご両親がクルージングのご旅行に行かれるそうなのです。
その時に、お母様が船上での正装ディナーやパーティーの折にお召しになるために、大切にしていらっしゃるお着物をリメイクして欲しいというご依頼でした。
二つ返事でお受けいたしました(笑)。
実は私は以前に、クルージング用のドレス制作の仕事をしてみようかしらという考えで、試しにクルージングに参加したことがあります。
正式な正装のディナーの折に、外国人は、実に見事に素敵にその場に合う雰囲気の服装をさりげなくされていました。
ところが、日本人で慣れていらっしゃらない方々は、普段着のままで参加されたり、結婚式のお色直しかと思ってしまうようなドレスで現れたりと言う感じで、慣れていないということがはっきりと表れていました。
日本人でもそういう場所に慣れていらっしゃる方々は、さりげなく上品な装いをされていらっしゃいましたが、やはり、正装でディナーをいただくという機会にあまり恵まれない私達には難しい問題ですね。
それが日本人の大きな問題だと考えてはいましたが、まだまだ一般的ではないクルージングに対しての、思い入れが薄らいでしまっていました。
そういう経緯がありましたので、このお仕事は私にとってはワクワクと嬉しいご依頼でした。
お持ちくださったお着物がまた、特別なものでした。
人間国宝のような方が、ご自身の技術を記念に残されたいというご希望で、こちらのお母様のために、精魂込めて、一つ一つが違う柄で染め上げたという、宝物のようなお着物だったのです。
1ミリも無駄にはできないような大切なお着物ですから、何時もよりさらに力が入りました。
そしてこのような国宝級のお着物をお任せいただけることを心から感謝しつつ制作をさせていただきました。
ロングドレスにしてしまうと、お召しになられる機会もほとんどなくなってしまわれますので、パンツスーツにされることになりました。
裏に使われていました、貴重な部分も、半袖のブラウスにさせていただき、スリーピースになって完成いたしました。
とてもお喜びいただけて、私も最高の喜びをいただくことが出来ました。
実は今回、ご本人から、又また嬉しいオーダーをいただき、思い出した嬉しいお話でした。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナーHisako
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