今日はちょっと東学党の話を休憩。
すでにあっちこっちで取り上げられているので、今更感も無いわけでは無いんですが、一応。


「親日反民族行為者」106人の名簿確定 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/07/20061207000021.html

親日反民族行為真相究明委員会は6日、日本の侵略や植民地支配に協力した「親日反民族行為者」106人の名簿を確定し、青瓦台(大統領府)と国会に提出した。
「親日反民族行為者」については、これまでにも民間レベルで調査・発表したことはあるが、政府レベルで名簿を確定し発表したのは今回が初めてだ。

同委員会の報告書には、1904年の日露戦争開戦時から、1919年の3・1運動までの植民地時代初期における「親日反民族行為者」の名簿が掲載された。
「乙巳五賊」(1905年の第2次日韓協約に賛成した5人の大臣)のうち、権重顕(クォン・ジュンヒョン)、朴斎純(パク・ジェジュン)、李根沢(イ・グンテク)、李完用(イ・ワンヨン)の4人は名簿に掲載されたが、李址鎔(イ・ジヨン)については関係者への通知手続きが行われている最中であるため掲載されなかった。
一方、中枢院(旧大韓帝国末期の政府機関)の副参議を務めた呉悌泳(オ・ジェヨン)、義兵を弾圧した警察官僚の崔鎮泰(チェ・ジンテ)、東洋拓殖会社の設立委員になったペク・ワンヒョク、親日団体「一進会」会長の李容九(イ・ヨング)、『血の涙』で知られる小説家で、朝鮮総督府直属の機関に所属した李人稙(イ・インジク)、朝鮮総督府の機関紙「毎日申報」発行人を務めた鮮于日(ソンウ・イル)なども名簿に掲載された。

異議申し立ての手続き中であったり、審議・議決の手続きが終わっていなかったりする人物については、来年の報告書に掲載することとし、今回の報告書では取り上げなかった。
今回の調査結果は、現在活動中の「親日反民族行為者財産調査委員会」にも報告される予定。

親日反民族行為真相究明委員会は2004年3月に制定された特別法に基づき、昨年5月31日に大統領直属機関として発足し、2009年5月30日まで活動することとされている。


正直、たった106人かよ!と思ったのは内緒。( ´H`)y-~~
まぁ、来年も追加報告されるそうなので、楽しみに待ってみたい。

この件に関して、前近代的だ等と嘲笑してる処も多いわけですが、勿論それだけでこのネタを済ますのは勿体ないわけで。
高元勲』の時のように、「へぇ、親日派、反民族行為者ねぇ。クスクス (゚∀゚)」ってのが、このブログの読者の正しい楽しみ方。(笑)
そういう意味からも、来年の追加報告が「楽しみ」だ、と。

で、楽しむためにはまず名簿を手に入れなきゃ駄目なわけですが、残念ながら朝鮮日報でも中央日報でも東亜日報でも名簿は出ていない。
途方に暮れていると、NAVER韓国人がスレ立てした中に、名簿が載っているURLがありました。

http://news.msn.co.kr/article/read.html?cate_code=1200&article_id=200612061902191200

ラッキ~♪(笑)

ってことで、名簿部分の漢字名のみを転載。


李容九  兪鶴柱  梁在翼  金沢鉉(金澤鉉)
崔雲燮  尹定植
  元世基  李範喆
洪允祖  韓景源  白南信  李人稙(李人植)

金龍谷(金竜谷)  李埈鎔  高永喜  李載冕
閔種黙  尹雄烈  李乾夏
  李鳳儀
李容元  李範八  金洛憲  柳東作

洪鍾檍  李熙斗(李凞斗)  金聖奎  姜炳一
朴尭燮  崔基南  姜敬煕  権鳳洙
金明秀  徐晦輔  成夏国(成夏國)  宋憲斌

厳台永  呉悌泳  李在正  崔相敦
崔丙赫  桂膺奎  崔鎭泰(崔鎮泰)  白聖洙
申相鎬  朴斉純(朴齊純)  李根沢(李根澤)  任善準

趙重応(趙重應)  金声根(金聲根)
  金鶴鎭(金鶴鎮)  南廷哲
閔泳韶  李根命
  李冑栄  鄭洛鎔
鄭漢朝  崔錫敏  朴慶陽  李鳳魯

李濬相  鄭寅興  趙源誠  趙在栄(趙在榮)
洪承穆  洪在夏  卞一  申光煕(申光熙)
鮮于日  崔永年  朴稚祥  金在珣

柳一宣  申載永  趙鎭泰(趙鎮泰)  白完爀
白寅基  丁致国(丁致國)  金時鉉  洪肯燮
鄭雲復
  韓国正(韓國正)  金振泰  白楽元

朴之陽  徐彰輔  李範賛  李学宰(李學宰)
金士永  金鼎国(金鼎國)  金在龍  金浚模
金奎昌  韓南奎  韓昌会(韓昌會)  韓教淵

安泰俊  申泰恒  張東煥  趙寅星  趙悳夏
李鐘春  李完用  権重顯(権重顕)  李載崑
李秉武

名簿中の赤字は、勿論当ブログにご出演いただいた方々。
括弧付きなのは、史料等で異体字が使われる可能性が高い名前。

勿論、名簿自体が名前だけで、どういう行為をしたどんな人物かに言及していないため、同姓同名の別人である可能性はありますけどね。

ちなみに、名簿の赤字中、誰これ?ってのは、多くは昨年の10月14日のエントリー『三派合同(五)』で、大韓協会とパーティーした一進会員のようです。

その他にも、「1904年の日露戦争開戦時から、1919年の3・1運動まで」に入らない部分での史料に登場した人物などもおりますが、ま、備忘録として今後の参考の為にエントリーしておきます。


それでは今日はお終い。