最初に決める3つのこと 1/3 | リピートされるセミナー設計の法則

リピートされるセミナー設計の法則

うまくしゃべるとか、参加者にうけたいとかではなく、如何に参加者が「また参加したい!」と思わせるセミナーができれば大丈夫!
集客がまめでなくても、ブログの更新がたまにでも、リピートされるセミナーをどう設計したらよいのか、その技術をお伝えします。

セミナー設計で、まず始めに決めることは、下記の3つです。

 ・結果
 ・プロセス
 ・内容


これが、セミナープログラムの骨格になります。
これがしっかりしていないと、ふにゃふにゃのプログラムになってしまいますから、


この中でも一番に考えるのは、『結果』です。

今回は、この結果をお伝えしたいと思います。
プロセスと内容は、次回と次次回にお伝えします。


結果は、もちろんセミナープログラムの最後に得たいものです。


誰が、どんなふうになることを、講師として見たいのか、聞きたいのか。
どんな結果が実現するのを見たいのか。


例えば、こんな感じです。


  参加者の全員が、「このセミナーに参加して良かった。」と嬉しそうに言ってくれること。


まずは、こんな感じで考えていきます。
そして、この状態をよ~くイメージしてください。

こんなことを言ってもらえると、講師として本当にうれしくありませんか?


ぜひ、うれしいなと思うことを思いっきり想像してみてください!!

そのシーンを思い浮かべ、見えるもの、聞こえるもの、感じるものをたっぷりと味わってみてください。


それから、「なぜ、このセミナーに参加してよかったと言うのか」ということを考えてみてください。


その答えはこんな感じかもしれません。

  XXを知ることができたから。
  XXは、自分の仕事にとっても役立つので、明日からやろうと思っています!!


そう、少しずつ具体的に考えていきます。


そうすると、こんなことができてくると思います。


  ○○のような参加者が、XXを仕事に使うことで、売上がアップできるようになれると思っている



こんな感じで、詳しく考えていきます。

ただ「売り上げが、」とかではなく、何%くらいなのかとか、はっきり数字を決めたりもしてみましょう。実感がぐっと変わってきます。


それから、「仕事」などの漠然とした言葉の場合は、仕事って、具体的にどういうことなんだろうと考えて、違う具体的な言葉に変えてみてください。

例えば、「営業でお客様に商品の説明をするとき」など。


先ほどの文章が、さらにこんな風に変わっているといいですね。


  飲食店でホールスタッフをしている接客が苦手な人が、XXのテクニックをお店に来たお客様との注文などの会話に使うことで、お客様からの注文が増え、売上が50%アップできるようになれるとセミナーが終わった時に言ってくれている。


そして、文章を必ず紙に書いてみてください。

そうすると、まだここが足りないとか、ここはちょっと違うかなとか、そういうのが見えてきますので、添削してみてください。


これで、だいたいこのセミナープログラムの骨ができたようなものです。
これが講師としてのプログラムのゴールです。


ゴールが決まりましたので、この後に考えることが、さらっと出てくるようになります。


コーチングでも、問題解決でも、ゴールを先に考えますね。
知らないところに車で旅行に行く時、ナビに目的地を最初に入れますよね。

それから、どの道を通って行くのかを決めます。
最初に目的地を決めないと、どの道をどう行ったらいいのか分かりません。



とにかく、この「結果」をまず考えることがとっても大事です。