オステオパシー勉強会の資料作成
現在AM3:30・・・
全身のテンダーポイントを解りやすく表示した資料を作っていたら、またこんな時間になってしまいました。
ここのところオステオパシー臨床勉強会 (通常のオステオパシー教室ではありません)が出来ていないので、次の回にはテンダーポイントを改めてやろうと思っているのです。
テンダーポイントとは、ストレイン&カウンターストレイン で必要な、正常な組織の4倍ほど敏感で軽く押しただけでも顕著な痛みが出る箇所です。日本語では「過敏点」とか「圧痛点」と呼ばれています。
このテンダーポイントは痛みを訴える箇所ではなく、他のある箇所を押すと顕著な痛みを感じるポイントのことです。
テンダーポイントが消える体位を取らせることが、すなわち「一番安楽な姿勢を取る」ことですから、ストレイン&カウンターストレインテクニックでは非常に重要なモノです。
(テンダーポイントとトリガーポイントは別物です。トリガーポイントは患部にある圧痛を伴なう硬いコブ状になった箇所です。テンダーポイントは患部と反対側の拮抗筋に出ることがほとんどです。)
全身には170箇所ほどのテンダーポイントがありますが、全てを暗記することは難しいです。
それで、我々が普段アプローチする重要なポイントを解りやすく全身図入りで表記するように作ってみました。
今まで作っても陽の目を見ていない資料もあります。無駄になるかもしれませんが、教える為の資料を作ることが自分の勉強になっています。
自分が勉強するより、人に教えることの方が難しいし手間もかかります。
でも、教えることが一番の自分の勉強になるのです。(理解してないと教えることが出来ませんからネ!)
勉強する・・・、知識を吸収するためには労力を惜しんではいけません。
本を読むことも、その必要な本自体を探すことも、人に話を聞くことも、時間も費用もかかります。
さして重要ではない内容に接することもしばしばあり、無駄に終わったと思うこともあります。
でも、その無駄の中に重要なモノが隠されていたりするのです。
沢山の無駄を積み重ねていく・・・、それが知識の集約になるのだと思います。
(効率よく出来れば、それにこした事はありませんがネ・・・)