先日のバセドウ病の認知度のアンケートに投票してくださった皆様、本当にありがとうございました♪
結果を拝見しながら、なるほどと、一人で納得している私です。(笑)
アンケートは期限を設けていないので、興味のある方は、覗いてみて下さいね。
→アンケート一覧
新しい命、
それも、自分が生み出した命との、初めての対面。
それは、自分で予想していたものよりも、感動的だった。
「はい、元気な女の子ですよ」
分娩台の上で産後の処置を受けている私の所に、看護師さんが連れてきてくれた赤ちゃんを見たときには、もう嬉しさで視界が滲んでしまった。
元気な、女の子。
3週間早く生まれたのにも関わらず、体重3400グラムの元気な女の子。
今は、お腹の中にいるうちから性別の判断が出来るけど、敢えて聞くことはしなかったから、今初めて知った我が子の性別。
生まれたてほやほやの赤ちゃんは、本当に全身赤くてふにゃふにゃで、
そして、ちょっと頭が長かった。
狭い産道を通り抜けてくるため、生まれて間もない赤ちゃんは、みんなこういう頭の形をしていて、時間と共に本来の形に戻るのだそうだ。
「良いお産でしたよ」
分娩台に上がる前の数時間は、かなり痛くて苦しい思いをしたけど、先生も看護士さんも声を揃えてそう言うから、きっとそうなのだろう。
なんにしても、母子共に健康で問題なし。
それが、何よりだ。
「起きられますか?」
感動の波が一段落した後、
一世一代の大仕事を終えた脱力感で、分娩台の上でぼうっとしていたら、看護師さんが声を掛けてきた。
どうやら、もう病室へ戻れるみたいだ。
『よいしょっ!』と、気合いを入れて起きあがろうとした。
が、
「あれ……?」
起あがれない。
と言うか、体を起こすために手を付こうとしたけど、力が入らない。
分娩台のバーを力任せに握りしめていたせい?
「起きられない?」
「は、はい」
やっとのことで、看護婦さんに抱え起こして貰ったけど、両腕と同じで足も、
ううん、体全体に、上手く力が入らない。
「歩け……そうにないね。待っててね、今車いすを持ってくるから」
「は、はい、お願いします」
お産の後って、こんな風になるものなの?
それとも、私だけ?
そんな疑問がモヤモヤと脳裏を掠めたけど、疲れ果てた脳みそでは、深く考えが纏まらない。
やっぱり体に上手く力が入らない私は、看護師さんに車イスに載せて貰い、自分の病室へと戻った。
そして、その夜、
思いも寄らない出来事が、私を持っていた……。
※この記事の出来事は過去(十数年前)、
バセドウ病診断前の体験です。
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★記事外おしゃべりん。
初産は、多分安産の部類に入るのだと思います。
まあ、切迫流産の危機はあったけど、分娩台に上がってからはスムーズだったし。
でも、産後にまたもや、一波乱が……。(遠い目)
★今日の大好き作品♪
風の通る道/大谷博子さん
(漫画)
★あらすじ
主人公は自分をすり減らすような与えるだけの愛に疲れ、全てを精算して、気の置けない友人から紹介されたとあるペンションに、命の洗濯にやってきたが、ユニークな父と息子が営むそのペンションは、実は深刻な経営危機に瀕していた。
みたいな、恋に疲れた主人公の女生と、ペンションのオーナー親子との心の交流を描いた、ヒューマン・ラブストーリーです。
髭の、オーナーも、なかなか素敵なお父さんですが、息子君がピカイチ。
こんな息子が欲しい~♪って、思わず思うくらい、よい子です。
身勝手な母親との関わりなど、色々考えさせられる作品でもあります。でも、根底に流れているのは、やはり人間の温かい部分。
優しさや、愛情。
そんな、大切な何かを、思い出させてくれる作品です。
- 風の通る道 (上)/大谷 博子
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- 風の通る道 (下)/大谷 博子
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う~ん。
やっぱり、大谷先生の書く物語は、素敵です。
と、今日もこの辺で、又次回!
(^^)/