チベット語教師が中国当局により学校から追放される。チベット人が通う学校の中国語教育が進む
チベット語教師ドニョエが中国当局から尋問を受けた後、学校から追放された。ドニョエは学校でチベット語をもっと教えるべきだと主張していた。しかし、中国当局は学校でのチベット語の使用を禁じている。
ドニョエが学校を追放されたのは4月初めだ。この直前、ドニョエは当局から数回尋問されていた。
ドニョエは教員免許も停止された。
「ドニョエは国のカリキュラムにないことを教えたとして、3月中旬糾弾され、尋問を受けました。」
この学校では、幼稚園児から小学校6年生までの約500人が学んでいる。かつてはこの学校ではチベット語で授業が行われていた。
しかし、2018年以降、チベット語は中国語に取って代わられた。
「ドニョエはチベット人コミュニティから尊敬を集める教師でした。」
「ドニョエは、チベット語、チベットの歴史の重要性を教えていました。これが理由で、追放されたのです。生徒や保護者は落胆しています。」
[心温まる動画]
ある動画には、尋問を受けたドニョエに生徒たちが駆け寄り、抱き着く姿が捉えられていた。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】