海外旅行を希望したウイグル人が中国当局に拘束される
イリ・カザフの中国当局が「海外旅行に興味を持つ」ウイグル人を拘束している。拘束された人々は、「再教育キャンプ」や刑務所に送られている。
当局は、キャンプに送られているのは、元政治犯、容疑者、海外への渡航歴がある人であり、キャンプは国家の安全を危険に晒すイデオロギーを取り除くためのものだと説明している。
しかし、イリ・カザフ自治区バヤンダイ町第2村の安全長官によると、海外旅行に興味を持ったという理由で約30人が拘束されたという。
「拘束者のうちの何人かは有罪となり、刑務所に送られています。」
何の罪に問われたのか、刑期はどれくらいかは不明だという。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】