チベット亡命政権首相選、ロブサン・センゲ現首相が勝利。2期目へ
チベット選挙管理委員会が、チベット亡命政権首相選と議員選の選挙結果を発表した。
首相選では、ロブサン・センゲ現首相がペンパ・ツェリン報道官に9,012票差をつけ、勝利した。今後2期目5年間の政権運営となる。
「ロブサン・センゲ現首相は、33,876票(57.08 %)、ペンパ・ツェリン報道官は24,864票(41.98 %)を得ました。」
選挙管理委員会のソナム・チュペル・ショスルはこう述べた。
ソナム・チュペルは選挙のルールを変える必要性についても言及した。
「現在のルールは数年前につくられたものであり、変更する必要があります。以前は、ソーシャルメディアは存在しませんでしたが、時代は変わってきています。変更の草案を内閣と議会に提案します。」
一方、ロブサン・センゲ首相も選挙法の変更の可能性に言及している。25日、ロブサン・センゲは、ネガティブキャンペーンの防止、選挙期間の短縮を含む変更案を選挙管理委員会と議論した。
ロブサン・センゲは、選挙後、次のように語った。
「民主主義に基づいて、チベット難民社会は一体感を持っています。選挙に参加した人々に感謝します。私に投票したかどうかにかかわらず、投票が民主主義を強固なものにしました。」
「民主主義のない中国に対する明快で強力なメッセージを送ることができたと思います。また、チベット本土および国際コミュニティに対しても希望のメッセージを送ることができました。」
【亀田浩史訳】
元の英語記事はこちら
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