中国当局が、ラサ近郊のチベット人の住居を破壊し、中国式の住居を建てるよう指示
中国当局がチベットのラサ近郊の伝統的なチベット式の住居を5年以内に破壊し、中国式の住居を建設するよう命じた。
破壊と建設は、2016年に、タグツェ、ルンドゥブ、マルド・ゴンカルで始まる。
「私たちは、当局の決定を受け入れることを強要されました。他に選択肢はありませんでした。」
匿名の人物はこう語った。
「私たちの家の状態は良好で、建て直す必要はありません。」
3つの県の住人は、住居を中国式にする登録を強要されたという。
今回の措置は、ラサ当局が決定し、県知事によってチベット人に伝えられた。通達は、タクツェで9月、ルンドゥブで10月、マルド・ゴンカルで12月に行われたという。
「プロジェクトは、政府からの支援を受けている家族の家から始まります。その後、支援を受けていない家族に広がります。」
「マルド・ゴンカルの住人は、建て替え費用として20万元を支払うよう命じられました。それ以外の費用は、政府が負担するということです。」
「建て替えが完了したら、家の鍵が渡されます。」
建設計画のこれ以上の詳細は不明だ。3日に、ラサ当局に電話取材を試みたが、誰も応じなかった。
2013年、ラサ中心部のバルコルの近代化プロジェクトに多くの人々が抗議した。
また、10月には、青海省でチベット人住居が破壊され、900人がホームレスとなり、テント生活を余儀なくされている。
【亀田浩史訳】
元の英語記事はこちら
【1月12日まで】東日本大震災被災者支援をしてくれたチベット難民への募金にご協力ください!
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