チベット難民がデリーに集う。チベット難民の焼身自殺から1周年
26日、チベットの独立を求める最大の団体チベット青年会議がインドのニューデリーでキャンドルビジルを行った。焼身自殺を遂げたジャンペル・イエシの1周忌のためだ。
「炎に包まれた彼のことを再度胸に刻みました。この哀しい経験を通じて、私達は、チベット本土の焼身自殺者全員と遺族の哀しみ、苦しみを胸に刻みました。」
チベット青年会議のコンチョク・ヤンペルはこう語った。
「チベットのために命を捧げたチベット人の英雄のことを脳裏に焼き付け、祈りを捧げます。」
キャンドルビジルが行われたジャンタル・マンタルにはチベット人数百人が集った。
ジャンペル・イエシは、昨年3月26日、中国のチベット統治に抗議して自らの体に火を放った。胡錦濤中国国家主席のニューデリー訪問の前日であった。
イエシは、インドでの2人目の焼身自殺者であった。1998年には、ツプテン・ンゴドゥプも焼身自殺を遂げている。
チベット本土では、111人ものチベット人が焼身自殺を行っている。そのうち、93人が息絶えている。彼らは、チベットの自由と、ダライ・ラマ法王のチベットへの帰還を求めていた。
【亀田浩史訳】
元の英文記事はこちら
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