チベット僧死亡。中国警察に殴られ背骨を折られた結果か? | チベットとビルマの難民支援 難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ

チベット僧死亡。中国警察に殴られ背骨を折られた結果か?




今年2月以降行方不明となっていたチベット僧が、中国治安部隊からの暴行の結果死亡したようだ。

ドラゴ僧院の僧侶ツェリン・ギャルツェン(40)は、1月23日の東チベットのドラゴでの抗議活動の際、中国治安部隊から激しく殴られ、連行された。

インドのダラムサラのTibetan Centre for Human Rights and Democracy (TCHRD)によると、ギャルツェンは中国治安部隊から激しく殴られ、その後、2月9日にカルゼの病院に身柄を移されたという。

TCHRDが19日に出した声明によると、ギャルツェンは、中国治安部隊から殴られた際、背骨を折り、同日死亡したという。

「ツェリン・ギャルツェンは病院に搬送された日に亡くなりました。中国警察から殴られた傷が原因ですが、病院へ搬送されたときにはすでに手遅れでした。背骨の骨折以外にも重傷を負っていたようです。」

今年5月、ギャルツエンの家族と親族は、ギャルツェンの死を知り、葬儀を行ったという。

一方、中国当局は、ギャルツェンの状況については何も語っていない。

TCHRDによると、ギャルツェンの同僚のドラゴ僧院の僧侶と家族が何度も公安へ出向き、ギャルツェンの所在を尋ねていたという。

「公安の職員は、知らぬの一点張りでした。」

【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら




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