「インターネット監視がチベット文化の保護につながる。」チベット自治区中国共産党トップ | チベットとビルマの難民支援 難民支援NGO"Dream for Children"公式ブログ

「インターネット監視がチベット文化の保護につながる。」チベット自治区中国共産党トップ





チベット自治区の共産党書記陳全国が、インターネットや携帯電話の使用の際に厳しい実名登録を義務付け、インターネットの監視を強化する方針を打ち出した。


2月15日の声明で、陳全国は、こうした対策が「チベットの思想や文化を守る」のに役立つと述べた。


昨年8月に着任した陳全国は、「チベットのサービス部門の包括的発展」を打ち出している。チベット自治区全土の家庭や寺院へのテレビの設置もその1つだ。


陳全国は、こうしたサービスにより、民族を問わず、また、「愛国主義者や敬虔な僧侶や尼僧」を含め、多くの人々の心に「中国共産党の政策を効率的に届ける」ことができると述べた。


「ダライ一味」や、「人権、民主化、宗教の自由、環境保護」の名の下に中国政府の「転覆」をはかる勢力に対抗すべく、陳全国は、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、三个代表を役人に学ばせている。


陳全国がチベットのラサのトップに君臨してから、中国当局は、多くのプロパガンダを流し、草の根政策を行っている。チベット人の伝統的な生活に中国共産党の哲学を刷り込むためだ。


昨年11月、陳全国は2万人の中国役人をチベットの村へ派遣し、「中国への愛国心を育み」、「チベット人の心を再構築」しようとしている。


この1ヶ月、陳全国は、100万のチベット国旗と4世代にわたる中国の指導者が描かれたポスターを、僧院、学校、役所、家庭に配布し、掲示を義務付けている。


最近、チベット人の焼身自殺や大規模な抗議活動が相次いでいる。その後、陳全国はチベット自治区全体で取り締まりを強化し、役人に対しては、怠慢なく職務を遂行するよう命じている。


中国政府は2月半ばから3月までチベットへの外国人の立ち入りを禁じる発表を行っており、チベットはすでに外界から閉ざされている。



【亀田浩史訳】

元の英文記事はこちら





陳全国という人物はこれまでチベットと関わりがない分野で生きてきたので謎の人物だったのですが、かなりひどそうですね。


インターネットを監視することがチベット文化の保護に役立つという理屈がさっぱり理解できません。


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