ダライ・ラマ、12月にチェコを訪問
チベット人の精神的指導者ダライ・ラマ法王は、チェコ共和国からの招待を受け、12月に同国を訪問する。
チェコ駐印大使ミロソブ・スタセクは先週、チベット亡命政権があるインドのダラムサラを訪れた。そして、ダライ・ラマを4日間の日程でチェコへ招待する意を直接表明した。
「元大統領(ヴァツラフ・ハヴェル)が12月10日から4日間ダライ・ラマを招待します。」
大使とともにダライ・ラマ法王を訪ねた使節のメンバー、スティーブ・リクタグは述べた。
「8回ダライ・ラマを招待できて幸せです。」
とスティーブは語った。
ダライ・ラマの訪問は、同じく共産党の統治に苦しんできたチェコの人々が、チベット人も同様に苦境に直面し戦っていることを知る機会になるとチェコ使節団は語った。
チベットでの人権状況が悪化し、焼身自殺が相次いでいることに落胆の表情を見せながら、スティーブは、21世紀の世の中で「ナチスのような状況」があることはショッキングだと語った。
ハヴェル元大統領は、かつてのチェコスロバキアで初めて民主選挙で選ばれた大統領だ。そして、1990年にダライ・ラマ法王を公式に招待した初めてのチェコスロバキアの元首でもある。
ダライ・ラマが前回チェコ共和国を訪れたのは2008年だ。
【拙訳】
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