チベット人が「違法な」ダライ・ラマの肖像を掲げる
日曜日、東チベットのアムド、ゴロクのラギャ僧院の屋根に、ダライ・ラマの大きな肖像画とチベット国旗2つが掲げられた。
ラギャ僧院の元僧侶で現在は南インドのセラ僧院の僧侶であるガデンは、ダライ・ラマの肖像画とチベット国旗が僧院の屋根に掲げられ、多くの人が目にしたと語った。
「中国の役人がやってきて、肖像画と国旗を取り外すまで、それらは掲げられていました。」
ダライ・ラマの肖像画とチベット国旗は、中国占領下のチベットでは禁じられている。肖像画とチベット国旗の下にはスローガンが書かれていたという。
ガデンは、スローガンの文字ははっきりとは読めなかったという現地の声を伝えた。
この抗議活動に関連して僧院で逮捕者が出たかと問われたガデンは、これを否定した。
2009年、ラギャでは、29歳の僧侶タシ・サンポが中国政府へ抗議の焼身自殺を遂げた後、反中国抗議活動が起きた。
その年の3月10日、政治的メッセージが書かれたチラシが配られ、巨大なチベット国旗が僧院の祈祷所の屋根に掲げられた後、ラギャ僧院は完全に封鎖され、多くの僧侶が拘束された。
タシ・サンポの死は、ラギャのチベット人の抗議活動に火をつけた。人々はチベット国旗を持って通りに繰り出し、「チベットの独立を!ダライ・ラマに長寿を!」というスローガンを叫んだ。
今年の3月以降、11人のチベット人が自らの体に火を放っている。彼らは、中国のチベット支配に抗議し、ダライ・ラマのチベットへの帰還を求めていた。
【拙訳】
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