今後の進路はどうなるのでしょう? | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

2011年6月末に開始になった私のJPO任期は2013年6月末までです。
というわけで、まだ一年以上あります。

しかし、元々2年位の単位で職探しをしないといけない国連/国際保健の世界において、財政難が加わって半年単位もしくは数ヶ月単位で職探しをする人々に溢れています。
すぐに影響を受けてしまう私は、周囲の人々に話を小耳に挟みながら、自分の進路を考え込みます。
どこかで聞きかじったり、読んだり、想像力を働かせたり、助言を頂いたりしながら挙ってきた分を下に列挙いたします。
実効性や身の丈にあってるかは別として、世の中に存在する可能性を列挙します。

1、WHO本部の今の部署で延長(空席応募、コンサルタント)
2、本部の別の部署
3、WHO地域事務所
4、WHO国事務所
5、他の国連組織(例UNICEF, UNAIDS, UNFPA, UNU, IOM, UNHCR, Global Fund, GAVI)
6、JICA (ジュニア専門員、国際医療協力部派遣協力課医師)
7、NGO(MSF, IMC, 赤十字、ゲイツ財団)
8、日本で精神科臨床医(大学の医局へ戻る)
9、プライベートセクター(マッキンゼー、製薬会社)
10、厚生労働省(人事交流)
11、大学の国際保健教室、公衆衛生教室
12、UNICEF NETI
(13, UNV, UNDP LEAD)

上記のいろいろを順不同に組み合わせて進んで行くのもありえますし、今は思いもついてない可能性があるかもしれません。
上記のリストを充実させていくとともに、自分がどんなことをしたいのかをよーく見極める必要があります。

8が一番現実的ですし、ある程度約束のあるものです。
しかし、そうするとLSHTMの経験もWHOの経験も直接役立てる訳ではなくなってしまいます。
8とWHOのAPWの組み合わせとか?
APWは、詳しくは調べていませんがWHOの外部コンサルタントで事務所がある場所以外で活動。つまり、日本からWHOの仕事をする感じでしょうか。

分かってはいるけれど、国際保健の中の精神保健の世界がとっても地道でじっくりで、もっといけいけの部門を経験したいなあと思う気持ちもあります。
そのいけいけさを将来精神保健分野の参考にするために。

NCD関係でカントリー経験を得るのがいいのかな?
方法論は共通なので、MDGに含まれる感染症や母子保健で経験を積むのもいいのかな?

日本で、臨床、政策、教育などを組み合わせた仕事をすることはできるかなあ?

皆様、ご助言よろしくお願いいたします。