クリスティーンラガードの視点とスタイルとスカーフと | 女医の国際精神保健

女医の国際精神保健

精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。



クリスティーンラガードがIMF新会長に就任した際の記者会見です。

2008年からの世界不況による先進国、途上国への影響が語られます。
米国経済、日本経済に関しても触れられ、ユーロ圏の対策はより複雑と語られます。
connextion, credibility, comprehensivenessが今後のIMFにとって大事な観点と伝えます。
経済の全ての基本は「雇用」と断言します。
世界の多様性の大切とそれを尊重することの聡明さが強調されます。

後半は、各メディアからの質疑応答の時間です。
新しい会長による自国への影響の質問。
特定の国への介入への質問。
社会主義ですか?自由主義ですか?
などがある中、日本の報道からの質問。
「高校時代をワシントンにて過ごして、今回大きな組織の会長としてワシントンに戻って来た訳ですが、感想はいかがですか?高校時代に想像したことですか?」
なんだか、とても平和でほのぼのした質問です。
軟弱な印象で世界では浮く可能性はありますが、この辺りの感覚は日本が大切にしてほしい感覚でもあります。
ラガード女史の回答としては、「当時のワシントンには地下鉄はなかったし、もっとのんびりしていたわ。当時ワシントンが教えてくれたのは、母国以外の視点や可能性。だから、国際的な立場で働きたいとは思っていたわ。付け加えるとしたら、今の若い子達、若い女性達にどんな夢もかなえることができるって伝えたいわ」

鋭い視線になる瞬間と柔和な表情になる瞬間。
さすがトップをひっぱる女性です。

なんとなんと、この記者会見で彼女がしているスカーフは、
http://ameblo.jp/drcityangel/entry-10942908707.html
この(↑)ときに私がVentiloで購入したのと同じもの!
嬉しくなっちゃうな☆