Yongin WHO CCにて精神科研修開始 | 女医の国際精神保健

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アンニョンハセヨ~

Yongin Mental Hospital WHO Collaboration Center にて地域精神保健と精神科リハビリのWHO研修開始☆
ソウルからバスで1時間半くらいのヨンギンにある2000床の精神科病院の中の施設で行われます。
二人組で参加のため、私はムンバイの友人と一組です。
二週間後にカンボジアの精神科医が一組合流の予定です。


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左手に見える施設内に研修施設も宿泊施設もあります。
食事は病院職員食堂で食べます。朝からキムチ三昧!


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病院周辺は山がちです。
差別と偏見が多く、嫌煙されがちな精神科施設は、町中から離れた土地にあるのは、程度の差こそあれ、世界共通の現象です。


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作業療法で卓球が登場するのは日韓共通。


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多目的ホールがあり、そこにカラオケセットがあるのも日韓共通!


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自宅での生活を想定した生活訓練をするための部屋がありました。
典型的な韓国の家のつくりをしているそうです。
入り口がかなり立派なのですが、これも典型的な韓国の家でしょうか?


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日本と韓国の精神保健事情および文化は似ているので、きっと勉強になることがたくさんあると思います。
そして、インドやカンボジアといった全く違う国が加わることで、共通すること、異なることが更に浮き彫りになることを期待しています。