昨夜は雨が降っていた、昼間はよい天気で

準備さえしていれば恐るるに足りない程度の

寒さで、なんだったらちょっと着過ぎて

しまったかもしれない。などと思うほど

日向においては暖かな1日だった。

こんにちは、ちょっと久しぶりに会った猫太。

当たり前だけども野良猫なので寒かろうが

暑かろうが一年中このスタイルだ。

あたたかかったし日向ぼっこ丸出しだった。

元気そうでなにより、会えて嬉しいよ。

と、軽く挨拶をしたとこで得意の座り方を

してたので何枚か写真を頂いておくことにする。

今夜のタイトルは ChesterCopperpot の

名曲から拝借。15年くらい前に千葉へ

ストレンジドラマの企画にお呼びしたことも

あって、当時の自分にとっては大変な衝撃だった。

登場SEが井上陽水さんの「氷の世界」で

大概洋楽を起用するのが周りでは主流だったので

最高にカッコよかったな。というのを憶えている。

うん、本日は建国記念日。小学生くらいのとき

憲法記念日と名前が似ているので

ごっちゃになっていた記憶がある。

この国における1年のうちの祝日15日の

なかのひとつ。今年は日曜日と被ってるので

翌日の12日も休日。カレンダー通りの生活を

する人たちにとってはちょっと嬉しいのかも。

そういえば、昨日電車のなかでスーツケースを

引いて空港へ向かうカップルや家族連れを

見たけど、振替休日の影響だったのかな。

と今にして思う。たまたま隣に座った

カップルの2人が旅の行程を確認しあって

たんだけど、ふと、未来の話を幾つになっても

2人で出来たらそれはとても素敵なことだな。

などというイメージが浮かぶ。なんかそれは

ごく自然にふんわりと明日が来ることを

前提としている気がするから。

まあしかし、一部の例外的なケースを除いて

殆んどの大人は休日よりも平日の方が

多いわけで「自由時間」というやつは

いつでも作り出せるようであって

金網の向こうの景色のように

「今度」とか「いつか」とか

「落ち着いたら」とかいう言葉で

焦点が合うことなく流れていってしまう。

そして今迄一体いくつの「今度」や「いつか」

「落ち着いたら」を自分は忘れてしまって

いるんだろうな。と思う。約束というには

ちょっと大袈裟で、口から出まかせというほど

いい加減でもない希望的観測たち。

歩きしなに見かける花。たぶん昨日も咲いてたし

明日も咲いてるんだろな。と思うのだけど

では半年後は、というと恐らく咲いていない。

花が咲いたり枯れたりすることに一喜一憂しても

仕方のないことだし、多くのひとは別にその事に

ショックを受けることもないと思う。

たぶん、ひとが生まれてから死ぬまでの間に

繰り返す出逢いや別れも実際のところ

同じ仕組みで出来ていて、昨日も会えたし

明日も会えるというところから、じゃあ

10年後は、20年後は、と考えたときに

それは確かであるとは言えないわけで。

ただ、花の咲いた枯れたとは違い

ひととの出逢いや別れは心に大きな穴を空けたり

逆にそれがすべてであるかのように充たされたり

そんなものが中にはあるわけだけど。

猫太との出逢いもまたそうか。

別に毎日一緒に暮らしているわけでは

ないし、時々会ったときに写真を撮ったり

撫でたりして軽く挨拶を交わすくらいだけど

すでに気付かぬうちに見えない何かを

「交換している」のかもしれない。

明日も元気でいてくれるよね。と口にするのは

約束でも決まりでもなく、これも希望的観測。

消えてしまったら見えなくなるのは勿論のこと

ずっと点灯していてもそれはそれで見えなくなる。

点滅する光のように忘れたり思い出したりを

繰り返してひとは大切なものと一緒に生きてゆく。

世にある心揺さぶる芸術作品たちの役割は

そこにあって、点いてるものを完全に失くすことも

出来ないし、消えているものを復活させることも

出来ないのだけど、点いてるものが消えたときの

ことを想像させてくれたり、消えたのではなくて

隠れていたものを再び見つけられるような

切っ掛けとなったり、たとえばそんなふうに。

秋葉原駅のホームから夕暮れ。たまたま

乗ったのが先頭車輌だったので、降りてみたら

なんだか普段と違う風景のように見えた。

ホームへの陽の射し方も素敵だったので1枚。

花屋の店先に並んだ背中を丸めた花たち。

疲れているという印象は受けなくて

何か気になるものが視線の先、足元のほうに

あって、それをじっと見守ってるように見える。

道路に等間隔に並ぶ街灯にも少し似てる。

街灯が照らすあのカーブの角度って

優しさを感じる角度だな。と思う。

車で走るであったり、歩くであったりの

絵を想像するといつもそれは少し先の

未来の足元を照らしてくれてるわけで。

まあ、それがたとえ照らされてなくても

前に進んでいかなきゃならないのは

人生もまた一緒なんだけど、でも照らされた

先に「大丈夫だから、此処までおいで。」

と言ってもらえてるような安心感は

やっぱり嬉しい。

鳥は飛ぶときに絶対に

下を見ないんだって。

ほんとなんだろうか。

皆さまもよい日曜の夜を。

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次回は東京のホームグラウンド的な

新代田crossingにてソロ濱公演が決定！

今年2発目も素晴らしい唄い手と3マン公演。

是非ともご参加くださいませ！

2018/03/04（日）新代田 Live Bar Crossing

「- C.A.M.P -」

Open 18:30 Start 19:00

ticket : adv 2500 +1drink

act :

白濱賢吾（ストレンジドラマ）

大平伸正（ghostnote）

高橋啓太（オトナモード）

お問合せ : 03-6316-5259

- next live -

2018/03/31（土）千葉 music bar es

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