痛コスもーたりぜーしょん(その5) | 私的PORTRAIT専科

私的PORTRAIT専科

イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月中旬に秋葉原UDXビル地下駐車場で行われた、

「痛コスもーたりぜーしょん IN 秋葉原UDX」にて。

林檎飴さん。




林檎飴さん


秋葉原は様々なショップが軒を連ねる街であると同時にイベントの街でもあり、

平日・週末を問わず、様々な一般向け・ビジネス向けイベントが行われています。

秋葉原を象徴するアニメ・コスプレ系や会いに行けるアイドル系イベントに加えて、

パチンコ・パチスロ新機種のプレス発表会を含めたゲーム系イベント等が代表格。

イベント会場は、ベルサール秋葉原とUDXビルのAKIBA SQUAREが有名ですが、

UDXビルの広大な地下駐車場を使って「痛車」の展示イベントが開催される事も。

(以前、ベルサール秋葉原のサテライト会場として使われている例がありました)


xxcross


今回、この駐車場で開催されていたのが「痛コスもーたりぜーしょん」なるイベント。

調べてみると、フリーランスのイベント団体「xxcross(ダブルクロス)」さんの主催で、

普段は秋葉原をメインに首都圏各所で撮影会や即売会等を行っているようですが、
「コスプレと痛車を併せてカーショーのようなレースクイーン風撮影がやってみたい」

(同団体の公式サイトより抜粋)という意図の下、半日弱のコンパクトな規模で開催。

いかにも秋葉原らしい、良い意味でゲリラ的な手作りのコスプレイベントという感じで、
一応、テーマは「艦これ」だったようですが、他の人気作品のコスプレや痛車の姿も。

出入り自由でユル~い雰囲気ながら、痛車もコスプレもクオリティーの高い本格派で、

コンクリート打ちっ放しの無機質な背景が、そんな被写体達を際立たせてくれました。

(企業の展示会とは違うコアなイベントなので、思いっ切り画像を加工してみました)



林檎飴さん


UDXビルの地下は2フロア分が一般向けの有料駐車場になっているらしく、
今回は下のフロアの最も奥を区画ごと仕切って、横並びに痛車の数々を展示。
パーテーションで仕切っているだけでしたが、いかにも手作り感が漂っていて、
ムキ出しのコンクリート壁面を背景にすると、何となく廃墟撮影のような感じ。
クルマをモチーフにした写真は、クルマ自体が存在感のある背景要素でもあり、
ハデハデしいデザインの痛車であれば、それだけで絵になる構図の出来上がり。
むしろ、無機質なコンクリート壁面が痛車の存在感を惹き立ててくれる感じで、
いかにも秋葉原らしい今回のイベント、レギュラー化を切望したいと思います。



林檎飴さん


コスプレイヤーさん達はそれぞれ2パターンのキャラに扮していたようですが、
自分がお見掛けできた林檎飴さんのコスプレ姿は「艦これ」の「アイオワ」のみ。


アイオワ


アメリカ海軍の戦艦の一つである「アイオワ級」をモチーフとする艦娘。
「艦これ」史上初のアメリカ海軍(及び、連合国軍)に所属する艦娘のようです。
性能面では初期性能の段階で「霧島改二」に匹敵する能力値を備えているらしく、
長門型以上・大和型以下の火力性能を持つ高速戦艦として、長距離航行にも対応。
艦娘としてはブロンドのロングヘアで巨乳というステレオタイプなアメリカ娘で、
灰色の瞳の中に星が浮かんでいるという分かりやすいアニメ化も施されています。
コスチュームカラーの黒と白のストライプは、史実のアイオワの縦縞塗装に由来。
ガーター付きのサイハイソックスは、左脚のデザインが黒と灰色のストライプで、
右脚のデザインが星条旗をイメージした赤と白のストライプに色分けされていて、
第二次世界大戦中のアメリカを象徴するアイコンであるピンナップガールの趣き。
そんなコテコテのアメリカ艦娘に秋葉原の片隅で出会えるのもコスプレならでは。
林檎飴さんをお見掛けしたのは昨年末の冬コミケ(→こちら )に続いてだった為、
全く異なるテイストのコスプレ姿でしたが、すぐに林檎飴さんだと分かりました。