1月上旬に幕張メッセで開催された東京オートサロン2015にて。
坂井 希さん=FALKEN(ファルケン)ブース。
安全性に直結するクルマのタイヤは絶えず目に触れる事も相俟って、
一般的なカーオーナーの関心が最も高いパーツの一つと言えるかも。
当然ながらカスタムカーオーナーの関心(と購買期待度)は更に高く、
東京オートサロンには内外の様々なメーカーさん達が出展しています。
(出展社の顔触れだけを比べれば、東京モーターショー以上かも)
ただ、出展社の顔触れが大きくは変わらないモーターショーに比べて、
オートサロンでは新興ブランドを中心に、毎回の入れ替わりが激しく、
どんなブランドが新登場するか毎回楽しみにしている方々も多いかも。
今回は海外のメジャーブランドの一つ「FALKEN」が10年振りに出展。
住友ゴム工業さんが「DUNLOP」と共に展開しているタイヤブランドで、
(住友ゴム工業さんと「GOODYEAR」はアライアンスを解消しました)
ヨーロッパではフォルクスワーゲンが純正採用しているメジャーな存在。
モータースポーツへの長年の支援・貢献も高く評価されているようです。
有名なニュルブルクリンク24時間レースではオフィシャルパートナーで、
コース上に大きく掲げたロゴ看板が知名度を高める一助になっています。
今回のブースでは、昨年の24時間レースに参戦した「911 GT3 R」を展示。
一方、主役のタイヤは日本市場向けに開発した「ZE914」を大きく扱って、
(高い操縦安定性と快適性を誇るスポーティ&コンフォートタイヤです)
10年のブランクを埋めるようなインパクトのある出展風景だったようです。
こちらのコンパニオンさん達は「911 GT3 R」の横立ちモデル役でもあり、
メイン通路沿いに展示したマシンの存在感を高めるアイキャッチ的存在。
マシンの展示方法は、敢えて高さを設けず、来場者と同じ目線の高さで、
柵で区切っていましたが、車体の側面から前面まで見る事ができました。
背景には、同じタイプの911が夜の街中を疾走するビジュアルが掲げられ、
坂井さんを撮らせて頂く際は、そのビジュアルも入れ込みたいところです。
(メイン通路沿いだった為、自分の撮り位置はかなり自由が利きました)
それは果たせたものの、マシンに向けた照明が坂井さんにも影響を及ぼし、
この照明を上手く利用して雰囲気のある写真に仕上げる腕が無い自分は、
青く射し込んだ照明を飛ばす為、撮った後で大幅に画像修正を加えました。
(その結果、超不自然な仕上がりに。坂井さん、申し訳ございません・・・)
坂井さん達が揃って着ていたのはシンプルなワンピーススカートで、
右側のみに青と赤のラインをアシンメトリ(左右非対称)に大きく加えて、
見る(撮る)角度によって大きく印象が変わるアクセントになっていました。
ブランドロゴを縦方向に大きく加えてもデザイン的に面白くなりそうですが、
今回は左胸に小さく加えるに留めて、白のイメージを大事にしたようです。
スッキリしたフォルムのユニフォームはマシンの横立ちにもよく馴染んで、
マシンのインパクトとのバランスを崩さない、手堅いコーデだったようです。
ゲームショウでのファンタジー系のコスプレ姿(→こちら
)が記憶に新しく、
極めてフツーの坂井さんの横立ち姿が、むしろ目に新鮮な光景でした。