アニメジャパン2015(その62) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月中旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2015にて。
桜木ゆいさん=バンダイビジュアル&サンライズ&ランティスブース。




桜木ゆいさん


アニメは様々なマーチャンダイジング(商品化)が可能なコンテンツで、
ゲーム・プライズ(ゲームセンター等の景品)・雑貨&文房具・アパレル等、
アニメファンでなくても何らかの形で身近に接する機会が多いと思います。
アニメコンテンツを扱う企業も、様々なマーチャンダイジングを商機と捉え、
業界トップクラスの企業になると、ジャンル毎に専業企業をグループ化して、
諸権利を管理する人気キャラクターを活用して莫大な収益を上げています。


バンダイナムコグループ


そんなビジネスモデルの代表的な一例が、バンダイナムコグループさん。
「機動戦士ガンダム」等のマーチャンダイジングを手掛けているのが強味で、
その中核を担っている映像制作会社さんがグループ企業に名を連ねています。
他にも多数の人気コンテンツに関わっている為、展示会への出展機会も多く、
グループの数社が合同出展する形でキャラホビやジャンプフェスタ等に出展。
今回は、バンダイビジュアルさん・サンライズさん・ランティスさんの3社合同で、
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「ガンダム Gのレコンギスタ」「GANGSTA」
「ラブライブ!」「コードギアス 亡国のアキト」等々の最新映像を先行公開したり、

グッズの先行販売や会場限定購入特典・ノベルティの無料配布も充実させて、
コンテンツビジネスの経験値が高い同グループならではの出展風景でした。



桜木ゆいさん


会場内でも有数の大規模スペースを確保して、展示を中心にブースを展開。
ゲームショウのブースと見比べるとジャンルの違いが如実に反映されていて、
「(ゲーム=)試遊」と「(マーチャンダイジング=)展示」の違いと言えそうです。


バンダイ


ブース全体は、外周沿いの壁面に大型ビジュアルをギャラリーのように並べて、
それを見た来場者達がブース内の展示に足を向ける動機付けになっています。
4面それぞれが異なる展示コーナーで、メイン通路沿いに映像シアターを配置。
コーナー内の3面に拡がるワイドスクリーンで、最新作のPVを鑑賞できました。
桜木さんの立ち位置は「コードギアス 亡国のアキト」の大型ビジュアルの前で、
5月初旬の第3章公開に先立ち、PV放映を含めたPRに力を入れていたようです。



桜木ゆいさん


桜木さんは「コードギアス 反逆のルルーシュ」の「C.C.」に扮していて、
既出の朔矢さん(→こちら )とはコスチューム違いのダブルキャストでした。
「コードギアス」は「コードギアス 反逆のルルーシュ」を中心とする作品群で、
TVアニメ・コミック・ドラマCD・ゲーム・小説・インターネットラジオ等があり、
タイトルになっている「コード」や「ギアス」は作品に登場する特殊能力の事。
公式サイトによると、主人公ルルーシュの復讐劇を描いた「ピカレスクロマン」。


c.c.


C.C.は、他人にギアスを発現させる能力を持つ、不老不死の少女。
自らをルルーシュの「共犯者」と称し、ルルーシュを傍で支える最大の理解者で
額には不死の証である刻印(コード)を、胸にはギアスの紋章に似た傷跡があり、
緑色の長い髪と金色の瞳を持つミステリアスな少女として描かれているようです。
お二人の好対照なコスチュームそれぞれにストーリーとの関連性がある筈ですが、
アニメに無知な自分は、ファンなら大喜びのコスチューム姿の有難味が分からず、
今回のバンダイナムコさんブースで数少ないコスプレ姿を取り敢えず撮った感じ。
(自分が目にした限り、他には「GODEATER」のコスプレイヤーさんのみでした)
アニメジャパンが終わった後、バンダイナムコさんの公式サイトを再度確認して、
「コードギアス」シリーズの深遠なテーマやストーリーを初めて知ったのでした。