3月中旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2015にて。
佐藤里菜さん=バンダイビジュアル&サンライズ&ランティスブース。
アニメは様々なマーチャンダイジング(商品化)が可能なコンテンツで、
ゲーム・プライズ(ゲームセンター等の景品)・雑貨&文房具・アパレル等、
アニメファンでなくても何らかの形で身近に接する機会が多いと思います。
アニメコンテンツを扱う企業も、様々なマーチャンダイジングを商機と捉え、
業界トップクラスの企業になると、ジャンル毎に専業企業をグループ化して、
諸権利を管理する人気キャラクターを活用して莫大な収益を上げています。
そんなビジネスモデルの代表的な一例が、バンダイナムコグループさん。
「機動戦士ガンダム」等のマーチャンダイジングを手掛けているのが強味で、
その中核を担っている映像制作会社さんがグループ企業に名を連ねています。
他にも多数の人気コンテンツに関わっている為、展示会への出展機会も多く、
グループの数社が合同出展する形でキャラホビやジャンプフェスタ等に出展。
今回は、バンダイビジュアルさん・サンライズさん・ランティスさんの3社合同で、
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「ガンダム Gのレコンギスタ」「GANGSTA」
「ラブライブ!」「コードギアス 亡国のアキト」等々の最新映像を先行公開したり、
グッズの先行販売や会場限定購入特典・ノベルティの無料配布も充実させて、
コンテンツビジネスの経験値が高い同グループならではの出展風景でした。
様々なオススメ作品のビジュアルが並んだ壁面を外周沿いに張り巡らせて、
大規模スペースならではのボリューム感を巧みにビジュアライズしたブース。
イベント的な雰囲気が強いゲームショウに対して、展示をメインにした構成で、
ゲームと玩具というカテゴリーの違いをストレートに反映している印象でした。
メイン通路沿いに、大型映像を3面展開した最も派手なコーナーが配置されて、
ブース内に、プライズやキャラクターグッズをじっくり鑑賞できる展示コーナー。
アニメジャパンでは、競合他社のブースの多くも展示メインに構成されていて、
現在のアニメにマーチャンダイジング(製品展開)が不可欠であると分かります。
アニメも広義のマーチャンダイジングの一つという位置付けなのかもしれません。
佐藤さん達のユニフォームは、いかにもバンダイナムコさんらしいテイスト。
東京ゲームショウですっかりお馴染みの「バナッ娘」のイメージを受け継ぎ、
秋葉原辺りで活動している会いに行けるアイドル風のテイストが漂うコーデ。
バンダイナムコさんの企業カラーであるオレンジ色と黄色はスパイス程度に、
サテン調の白(シルバー?)をベースにした、フワッとした趣きのデザインです。
ブース前でフライヤー等を配布する佐藤さん達もブースの重要な構成要素で、
(コンパニオンさんのユニフォームもブースのデザイン要素の一つと言えます)
佐藤さん達がブース前に立つと、それだけでブース周りが華やいで見えます。
コスプレ姿をお見掛けする機会が多い佐藤さんにピッタリのユニフォームかも。