こんにちは!ひびきです。


というわけで、室生にやって参りました。


昨年の10月に室生近くを通過し、こんなにも早く調査に来られるとは思ってもみませんでした。

そのときの記事は→東から形成された奈良大和


あの時の目的地は山添村でしたが、思い起こせばその時から琴座の天の川のコダマが遠いところで鳴っていたように思います。



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境内の後に参道が川まで続いてます。奥宮は拝殿奥の山の上の方にあり、かなり論理的な造りになっています。奥宮でも禊ができますし、この里宮の前の川でも禊ができます。先住民族の葛の人たちがこの龍穴神社の配置を策定したのだと思います。


室生は女人高野ということもあり、自分は奥宮に行くのは控えました。奥宮の状況を後で聞きますと、やはり行かなくて良かったと思いました。巨大な岩石群の中に入ると非常に息苦しくなる時があり、その原因がわかりませんでしたが、サニハ系の男性が子宮系巨大岩石(御室)に入ると、自分の振動数がレゲエのように裏打ちのビートになってかき乱されるということがわかりました。


生む力(女性)と植える力(男性)とはビートが全く違い、違うビートの場では気をつける必要があると思います。乙姫がいる龍宮城は女性の世界でもあり、男性はそこに居続けることはできないのだと思います。このメタファーは浦島太郎で既に指摘されています。



さて、この室生龍穴神社ですが、神智学的に分析しますと、西洋でいうところのマグダラのマリアに相当します。太陽神と生殖する女神がこの龍穴なんですけれども、キリスト教がマリアを処女に持ち上げ、キリストを処女懐胎させたように、神の世界からホト(女陰)を封印したのは、日本でも同じだったのです。


処女懐胎については、下賀茂神社の丹塗矢が玉依姫に当たって天孫が懐妊されたように、日本でも同じ手法が使われています。バチカンの権威が下賀茂神社にも見られることについては、もっと研究がなされる必要があると思います。


西洋では天使ガブリエルがマリアに受胎告知をしますが、日本での丹塗矢は比叡山の太陽神の使いで名前はわかりません。比叡山の裏には比良山が隠されており、この比良の太陽神の使いが丹塗矢とされたようです。


空海が唐に修行に行った時、逗留していた付近に大秦寺があったらしく、大秦はローマを意味します。だとするならば、仏教鎮護で国家統制を行おうと思っていた朝廷が、北極星と太陽神の生殖で大地を再生していた葛・土蜘蛛の人たちの祭祀を女神を処女にすることによって封印しようとしたのは、理にかなう流れでしょう。


しかも聖徳太子の厩の話にもキリスト教の要素が入っているのは各方面で指摘されており、この処女懐胎の話とセットにすると仏教の中にこそ帝国主義完成後のキリスト教が入ってきており、神道の中に見られる古代キリスト教とは全く別次元のものでしょう。


既にローマ帝国ではマリア処女懐胎というドグマによるシビリアンコントロールは成功しており、ローマ帝国拡大の根本原理になっていたはずです。


数々の国難によって国が荒れていた当時の日本人が、祭政一致の帝国主義を唐から取り入れなかったはずはないのです。


その証拠にヤマトのモモソヒメはホト(女陰)を突いて亡くなっており、モモとは桃太郎のモモであり、古来、日本人が山を桃(女神)として捉えていたことの終わりを意味しているのです。


それが箸墓であり、そこを卑弥呼のお墓と見なすのは、とんでもない封印なのです。箸墓はつまりは日本が帝国主義を強めていく中で、女神殺しの最も中心的な存在に据えたさらし首の拠点であり、それがなぜそこにあるかというと、室生周辺の龍穴信仰が日本で最も強かったからなのです。



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卑弥呼とは火(男性)と水(女性)を統合する巫女の象徴であり、その調和したダイワの連合国家を邪馬台国と呼んでいたのですから、水(女性)を封印した箸墓が卑弥呼の墓であるわけがないのです。


箸墓の年代測定は、ほぼ捏造されていると言って良いと思います。



ローマの処女懐胎の思想が入ってくる前の日本には、男根・女陰あるいは陰陽石の強い思想があり、天も大地も男性と女性の生殖によってもたらされていました。その『命のサイクル』を祝うのが大祝(おおほふり)でありましたが、いつしか処女懐胎という天孫降臨を祀らされるようになりました。


その反動で、男根・女陰を祀り、全国の山々にあるそれらを模した巨岩を巡り験を得る修験道が民間の中から湧き起こってきたのです。


これはキリスト教支配下における、どうしても抑えることができなかったマリア信仰、天使信仰に似ています。キリスト教では両者は今でも力を持っていますが、日本では明治時代に修験道が禁止されて以来、女神信仰と天使信仰(天狗信仰・鳥信仰)はほとんど力を失っているでしょう。


いずれにしても大地の生殖を行わなければ、大地が死にかけてますので、日本でもヨーロッパでも韻踏みの聖地巡礼が広範囲に渡って行われるべきでしょう。


女神と太陽神の復活を早急に行わなければとんでもない天変地異が世界を駆け巡るでしょう。



最近ではヨーロッパでも古い古いケルトの古層を取り戻す動きもあるようです。

これはある意味、バチカンに対抗する第二のプロテストにも成りえるものであり、日本でも湧き起こってくるものと同質のものでもあります。既存の権力に対抗する、この日欧の女神信仰が次の世界を創造していくのはほぼ間違いがないでしょう。



龍穴の中から見えたこの一筋の光。

浦島太郎が若返りたいと言ったのは、清教徒の白旗(ヤハタ)のことだったでしょうか。


答えは猿田彦に聞いてみることとしましょう。




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   ミカエルの白旗
   ~ Siratori phoenix ~



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