先日、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの畑を訪問させていただきました
ご存知の通り、この時期はリンゴの収穫期で、このタイミングで特別に訪問させていただけたこと、木村さんには本当に感謝してます
木村さんのリンゴ畑は、生物多様性の楽園、まさに“奇跡”そのものでした
いろいろな草と共存しているフカフカな土に、そんなに大きくないけども、しっかりと根をおろしているリンゴの木々
無農薬・無肥料にも関わらず、その木々に所狭しとたわわに実っているリンゴたちは、まさに「奇跡のリンゴ」
今回、ぜいたくにも、木村さん直々に畑を案内してくださいました
まずは早速、リンゴのとり方を教えていただき、実際に収穫しました
本当に可愛い奇跡のリンゴちゃんたち
もうみんな、その場でとりたてのリンゴにかぶりついておりました(笑)
私は「奇跡のリンゴ」を食べたのは2回目でしたが、とりたてとなると、もうレベルがさらに違ってきます
木村さんのリンゴは、市販のリンゴのような甘み一辺倒のものではなく、酸味も含めた複雑な、それでいてバランスの取れた深い味わいがあります
無肥料で育っているため、じっくり自然のスピードで実を大きくしているので、細胞が引き締まっていて果汁もハンパないです
いろいろなビタミンやミネラル、酵素等をはじめとして、現代科学ではまだ解明できていない栄養素も、木村さんのリンゴには私は含まれていると思っています
木村さんのリンゴを食べながら、木村さんの畑で、木村さんとお話をする・・・・・・通常あり得ない、スーパーミラクルウルトラ贅沢なひとときでした
で、これを見てください。
リンゴを食べながら木村さんと話していて途中で気付いたんですが、このリンゴをかじってから30分くらい経った時のリンゴの断面です
市販のリンゴですと、多分10分もすればすぐに酸化しはじめ、徐々に黒みを帯びてくるんだろうと思うんですが、木村さんのリンゴはそのズバ抜けた抗酸化力で、このように黒くなる様子はありません。
こういったところも、まさに“奇跡”で、人間の身体に入った時にも大活躍してくれるんでしょうね
あと、リンゴの果肉を食べて、最後に中から出てくるこの種も食べてみましたが、これがチェリーのように薫り高く、ワインのおつまみになりそうでした
ちなみにこの木村さんのリンゴの種の発芽率は、ほぼ100%という、これまた生命力みなぎる「奇跡の種」です
あと、これも見てみたかったのですが、木村さんが昔、毎日声をかけ続けたリンゴの木と、声をかけなかったリンゴの木
こちらが、声をかけ続けた木。幹も太くしっかりした力強い印象を受けます
一方、こちらが声をかけなかった木。
声をかけ続けた木よりも明らかに細いのが、わかりますよね
やはり、リンゴの木に限らず、植物も野菜もすべて、人間の愛情は伝わるんですよね
私のお店で売らせていただいている作物を生産している農家さんたちは、本当に謙虚で、作物に愛情を持って接している方ばかりです
だからこそ、無農薬・無肥料でも、立派で、美味しい作物が出来るんだと私は思っています
木村さんの畑で、それを再確認することができました
木村さんのリンゴの木を両手で触れさせていただきました。
気のせいかもしれませんが、木に触れた瞬間に、ピリッと微弱電流のようなものが流れた気がしました
何とも言えない心地良さの中、私の体の中のいろいろなものを浄化してくれてるような感覚がありました
木村さんの畑では、ご覧の通り、草をそのまま生やしています。
秋口まで畑は、もっと背の高い草で覆われているらしいのですが、そのままだとそれらの草が土を外気から遮断することになり、土が温かいままとなって、リンゴの木が季節(寒さ)を感じることができず、リンゴが赤くならないらしいんです
だから、秋口に一度草をカットするらしいんですよね
木村さんはこれも何かの教科書からではなく、自分で試してみた結果、それがわかったとのこと
木村さんいわく、「畑に生えている草にはすべて意味がある。例えばこのように、人がよく通るところには、オオバコが生える。オオバコは土が固くなっているところに生え、土をやわらかくしてくれる」とのこと。
木村さんがこの畑でリンゴ栽培をスタートしてから、こういった草の種類が7回変わったのを見てきたらしい
やはり、畑の状態によって生える草の種類も、その時の畑に必要なもの、最適なものにバトンタッチしていったんでしょうね
おっと
お伝えしたいことがあり過ぎて、気付けばかなり長~くなってしまいました
続きは次回に
次回には、木村さんの畑の土や、リンゴの木の葉の自然治癒力なんかについても書かせていただく予定です
どうぞお楽しみに~
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