まずは黙祷。
今年の平和宣言は、最近のお気軽核武装願望政治家に対しての憤りか、いつにも増して鬼気迫るものを感じた。
具体的に世界に「核の恐ろしさ」を訴える策が出てきたことはよいことだと思う。
さて、注目すべきは土壇場まで「すけぢゅうるがあわないんだもん、ぼくちんあんなのいきたくないんだもん」と駄々をこねていた日本の最高責任者だが、式典において、
「海上自衛隊の海上給油は国際貢献で世界平和に貢献していると世界に評価され、そのためにテロ特措法が・・・」
などとモゴモゴ言い出したのはマジで「はあっ????」と思った。
何平和式典でテロ特措法とおしたいんだもん!!アピールしてるんじゃ。
米軍はイラクで世界平和のために貢献してるのか?(へっ
安倍君の認識じゃあそうなんだろうけどさ。
日本が昔戦争を起こしたのもアジアのためなんだろーし。
軍隊が虐殺したり慰安婦連行するのなんかありえねーんだろーしな。
でもよ、この場でそういうことを言い出すのって
式典を政治利用したに他ならないんじゃねーの?
一般人が環境保護運動に関して政治家に協力姿勢を示しただけで
運動を政治利用
ってキイキイ言われるくらいなんだから、
平和祈念式典で一国の最高責任者が自政策の正当性をアピールしたこの発言はどっからどー見ても
政治利用
だよな。
過去記事
安倍晋三官房長官は2日午前の記者会見で、沖縄県の米空軍嘉手納基地に約40万発の劣化ウラン弾が保管されていたことについて「劣化ウラン弾については、政府から米側に管理に万全を期すよう申し入れており、米側も厳重な基準のもとに安全な管理に万全を期していると承知している」と述べた。
また、安倍氏は「在日米軍が保有している軍用車、戦車や艦船などの一部が劣化ウラン弾を使用する能力を有しているが、訓練では使用されていない」と話した。【犬飼直幸】
劣化ウランの発ガン性や毒性などを示す科学的な研究報告も相次ぎ、米軍の主張は揺らぎ始めている。
番組では、米軍の劣化ウラン弾関係者への調査報道によって、長年、軍が隠し続けてきた劣化ウラン弾の実態を明らかにする。そして人命より経済性、軍事力が優先される米軍の深い闇を浮き彫りにする。
ヒバクシャより自分の言いたいこと優先のアベソウリ
ヽ(`Д´)ノ
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そういや俺この曲、テレビで聞いたことないっすよ。
テレビ局が「天才善人芝居仕立て」で作り上げたひばりのイメージを、平和団体に政治利用されるのを嫌がっているのかな?
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「一本の鉛筆があれば 8月6日の朝と書く」