由々しき事態が起こりつつある。
レギュラー番組のお正月特番のための企画書を一読し・・・
俺は瞠目した!


さ・・・智くんが・・・入浴??
しかも・・・
大野智を狙う輩と!!

これは・・未だかつてない危機!
櫻井翔的に非常事態宣言を発令しなくては!



まずは・・・実現の可能性は限りなく低いとは思うが・・・
企画の撤回、または変更の申し入れを・・

企画立案社である、大野智担当ディレクターへ直接交渉。


「うちのリーダー、入浴なんですね?
あ〜そういえば・・以前にも何回か・・・同じような企画を?
先輩としていたような気がするのですが・・
同じような内容というのは、番組的に大丈夫なんですか?」


頭ごなしの否定というのは、逆効果になることが多い。
スタッフとの人間関係にひびを入れかねない。
熟慮の上、企画の成功を願っている風を装いつつ。
疑問という形での・・であるからして。
かなり、企画撤回または変更への意見としては・・
弱いものにならざるを得ない。


“それがですね?”

から始まった、にこやかな顔のディレクターの返答に・・



俺は大野智裸体待望信者が多数いることを確信した。