ドラマの撮影が終わって。
映画の撮影に入るまでの、智くんのちょっとの自由時間。

釣りに行ったり。
俺の家に来てくれたり。
絵・・とかも家では描いてるのかな?


リラックスしきった雰囲気の智くんは、いつも以上にかわいくて。

「先にお風呂入ってくるね」
って・・・夕飯の後片付けを済ませて、すぐにバスルームに向かった。


ちょっと間を置いて、俺も・・と思って。
バスルームの外から声をかけた。
いつものように、バスルームでイチャイチャ・・を期待して。

「智くん。入るよ〜」

「翔くん、やっぱり来たんだね・・・でも・・・ダメ!」

「え?なんで?」

「ダメったら、ダメ!大人しくリビングで順番待ってて!」


それでも諦められない俺は、最後の手段!
ドアを開けようとした。


!!!


鍵がかかっていた。
さ〜と〜し〜く〜〜〜ん!
なんで〜〜〜!?