滝登る鮎の如くに儚くも切なく燃ゆる心頼もし
★ 万葉の恋 002
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滝登る鮎の如くに儚くも切なく燃ゆる心頼もし
by 夢呼
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この明日香川を遡って、わたしに会いに来てくれるあなたを、滝を登ってくる鮎のように頼もしく思いますよ。そんなあなたに信頼を寄せてしまいました。
けれど、わたしのような田舎の何もない女に、登竜門をくぐるあなたが、会いに来ることが、ほんとうにできるのでしょうか・・・
あなたの心がわたしに向かって、熱く、切なく、燃えている、その情念の炎は、一時のもので、・・・いずれまた、あなたはあなたの世界に戻っていくのでしょうね・・・
けれど、一時だとしても、あなたがそんなに儚くも、熱く、わたしを恋してくれる、今の心を、やっぱり、わたしは喜んで受け容れますよ。
わたしも、あなたと一緒に、ひとときの逢う瀬を、熱く、心おきなく、燃えつくしたいと思います。
わたしは、毎日、滝壺で、水浴びしながら、あなたが遡ってくるのを待っていますよ。
早く、この明日香川を遡って、わたしに会いに来てくださいね。
★★★ 『 汝が熱き思い抱きて明日香川遡りても逢いに行くらむ 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 9702 へどうぞ!!! ♪♪♪
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★★★ 『 愛ならず恋にもあらず深みゆく絆のあれば心癒さる 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 9701
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★★★ 『 わが恋は千代に変わらぬものなれど愛呼の心は常に自由よ 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 3307
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★★★ 『 穏やかに独り明日香の秋の風 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 3305
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