おはようございます。


昨日は旦那さんの運転で上京。


高速で…混むことを考えて朝6時に家をでました。



3月に旅立ったお友達を訪ねました。




10時をまわって、彼女が住んでいたアパートに。

(実際、昨年の10月からはホスピスのほうに入院していましたが)


彼女のお母様とお兄様から出迎えていただきました。




初めて訪れる彼女の部屋。


かわいらしい白い祭壇には、笑顔の写真。




昨年12月…最後に会ったときと変わらない笑顔。


祭壇に向かって手を合わせると、どこからか彼女の声が聞こえてくるようでした。


「なっちぃ~、来てくれたんだぁ~!」って。


壁には、彼女が好きだった韓国のアーティストの写真、本棚にはCDやDVD,

また、本が好きだったので本もいっぱい。



病気関係の本もいっぱい。


わたしも持ってる…金子哲雄さんの「ぼくの死に方」もありました。


どんな気持ちでこの本を読んでいたんだろう。



でも。


ここまできても、なんだか実感がわかない。


まだ、彼女は入院しているような?

いつかは治って元気になって、また会えるような?




そして、

「そう、これこれ」

と、お母様が見せてくれた


「お別れ会」の写真。


教会で行われた「お別れ会」。



たくさんのお花に囲まれている遺影。


最後の晴れ姿…神様に嫁いだ彼女の写真も。


白いウエディングドレスを着て、眠っているかのような穏やかなお顔。


「本当は白い花だけらしいんだけど…、まだ若いからって…白だけじゃなくて

色のついた花も入れてくれたのよ。」



本当だ、彼女が眠っているまわりにも白やカラフルな花がたくさん。




そうか、神様のお嫁さんになったんだ。

そうか…。



最期は痛みもなく穏やかだった、ということです。


あんなに痛がっていたから、苦しまずに亡くなったというのはご家族にとっても救いだったことと思います。






お医者様から昨年の秋に、

「年内中どうか…」

と言われ、どんなにショックだったことだろう。


でも、小さな楽しみをホスピスでの生活の中で見つけては、その日その日を

明るく懸命に生きようとしていた。


ディズニーに行くまで、年を越すまで、そして桜を見るまでは…と。



がんばった、がんばったよね…。



昨日はね、アパートにいるときはね、ご家族の前ということや(緊張してたの…笑)、あまりにあなたの生きているときのまんまの部屋にいて実感がわかなかったのか、涙一粒も出なかった。



でも、今はやっぱり涙が出てくるよ。


悲しいよ。





早すぎたよ。





ご家族から、形見分けをしていただきました。









嬉しいです。


大事にします。






お母さま、お兄様、昨日はお忙しいなか貴重な時間をいただきまして本当にありがとうございました。




悲しいけれど…、


5月の一日、お友達に再会できた良い日になりました。










追記



高速で旦那運転中(行き)…、東京都に入ったころ…どこからか女の人の声。

何て言ってるのかは、わからない。


「なんか、言った?」

「わたし、なにも言わないよ、でも女の人の声がした!」


5分後にも同じことが。



外から聞こえてきた声じゃないし、ナビの声とは明らかに違う声だし、わたしと旦那のスマホからの声でもないし、ラジオもつけてなかったから変な電波を拾ったとも思えない。



「あはは、○○さんじゃない?」


「そうかもね~( ´艸`)。」



と、思ったわたしたちなのでした。





































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