高松宮記念 展望(後編) | 道産子 馬なり日記

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高松宮記念 展望(前編) からの続きになります


ここからは、高松宮記念に限定して傾向分析をしていこうと思います


傾向は現在の施行時期になってから過去8年の分析です

1.人気別着順

人気 1着 2着 3着 4着以下 勝 率 連対率 複勝率
1番人気 2 1 1 4 25.0 37.5 50.0
2番人気 1 3 2 2 12.5 50.0 75.0
3番人気 2 1 1 4 25.0 37.5 50.0
4番人気 3 0 1 4 37.5 37.5 50.0
5番人気 0 0 0 8 0.0 0.0 0.0
6~10番人気 0 2 2 36 0.0 5.0 10.0
11番人気以下 0 1 1 61 0.0 1.6 3.2
上位人気に絶対的な信頼をおくのは危険かもしれません
4番人気までは連対率・複勝率がほぼどんぐりの背比べ状態なので、上位人気の中でどこに軸をおくかが難しいかもしれません
しかも6番人気以下でもちょいちょい絡んでくるので、「人気どころで固めていくか、人気薄を絡めて手広くいくか」の判断が非常に難しいと思います

2.前走レース(過去8年で3頭以上出走で1着回数の多い順から表示)
前走レース名 1着 2着 3着 4着以下 勝 率 連対率 複勝率
阪急杯 5 5 2 35 10.6 21.3 25.5
シルクロードS 1 0 1 5 14.3 14.3 28.6
オーシャンS 1 0 1 34 2.8 2.8 5.6
フェブラリーS 1 0 0 6 14.3 14.3 14.3
中山記念 0 1 0 2 0.0 33.3 33.3
シルクロードS 0 0 2 11 0.0 0.0 15.4
※オーシャンSは2005年までは特別戦で2006年からは重賞に昇格

「阪急杯」組は軽視禁物でしょう
過去8年で阪急杯組は必ず3着以内に入っているので、阪急杯組を切って馬券を組み立てていくのは無謀だと思います

で、この阪急杯をさらに分析していくと・・・
前走阪急杯出走馬の前走成績は
前走着順 1着 2着 3着 4着以下 勝 率 連対率 複勝率
前走1着 1 2 1 4 12.5 37.5 50.0
前走2着 0 3 0 2 0.0 60.0 60.0
前走3着 2 0 0 4 33.3 33.3 33.3
前走4着 1 0 0 4 20.0 20.0 20.0
前走5着 0 0 1 2 0.0 0.0 33.3
前走6~9着 1 0 0 15 6.3 6.3 6.3
前走10着以下 0 0 0 4 0.0 0.0 0.0
二桁着順では巻き返しは厳しいですが、9着以内までなら可能性はあると言っていいでしょう
さらに絞ると3着以内までなら連軸にするには十分OKという判断でいいでしょう

3.前走着順
前走着順 1着 2着 3着 4着以下 勝 率 連対率 複勝率
前走1着 3 3 2 19 11.1 22.2 29.6
前走2着 0 3 1 9 0.0 23.1 30.8
前走3着 2 0 0 10 16.7 16.7 16.7
前走4着 1 1 0 12 7.1 14.3 14.3
前走5着 0 0 2 7 0.0 0.0 22.2
前走6~9着 1 0 3 31 2.9 2.9 11.4
前走10着~ 1 1 0 30 3.1 6.3 6.3
前走の着順はあまりこだわらないほうがいいかもしれません
前走着順が上であればそれなりの成績をあげているんですけど「絶対的な信頼をおく」までには至っていません
前走が下の着順でも巻き返してきていますし、レースの内容重視で着順は2の次ぐらいに見ておいたほうがいいかもしれません

4.前走着差
前走着差 1着 2着 3着 4着以下 勝 率 連対率 複勝率
勝2.0~ 0 0 0 0 0.0 0.0 0.0
勝1.0~1.9 0 0 0 0 0.0 0.0 0.0
勝0.6~0.9 0 1 0 2 0.0 33.3 33.3
勝0.3~0.5 1 0 0 1 50.0 50.0 50.0
勝0.1~0.2 0 1 1 14 0.0 6.3 12.5
勝0.0 2 1 1 2 33.3 50.0 66.7
負0.0 1 0 1 6 12.5 12.5 25.0
負0.1~0.2 2 2 0 11 13.3 26.7 26.7
負0.3~0.5 0 1 2 25 0.0 3.6 10.7
負0.6~0.9 0 1 3 31 0.0 2.9 11.4
負1.0~1.9 2 1 0 17 10.0 15.0 15.0
負2.0~2.9 0 0 0 5 0.0 0.0 0.0
負3.0~3.9 0 0 0 2 0.0 0.0 0.0
負4.0~ 0 0 0 1 0.0 0.0 0.0
1秒以上の負けでも巻き返してきてるんですよね~
前述の前走着順同様にレース内容と着順とをミックスして判断したほうがよさそうです


で、ここまでは今まで過去にワタクシが重賞展望でやった部分ですが、今回はこれに加えて高松宮記念 展望(前編) で挙げた中京芝1200mの傾向分析をベースに高松宮記念に限定した脚質実績を追加データとして挙げます

高松宮記念に限っての脚質
脚質 1着 2着 3着 4着以下 勝 率 連対率 複勝率
逃げ 1 0 0 7 12.5 12.5 12.5
先行 1 1 3 23 3.6 7.1 17.9
中団 6 6 4 55 8.5 16.9 22.5
後方 0 1 1 34 0.0 2.8 5.6
マクリ 0 0 0 0  0.0  0.0  0.0

数字上では「逃げ」の勝率が一番いいんですけど、過去8年で勝ったのが1頭しかいないんですよね~
しかもそれ以外は3着以内にも入れなかったという展開

普段の中京芝1200mでは「逃げ・先行」が有利なんですけど、ことGⅠに限っていえば「中団待機」の馬に分がありそうです

と、いうわけでさんざんあれこれデータを挙げましたがワタクシの予想はこちら!


◎ 16.ローレルゲレイロ

○ 1.スズカフェニックス

▲ 3.ブラックバースピン

△ 4.ファイングレイン

△ 2.プレミアムボックス


差し・追い込み馬が多く、しかも中団というよりはどちらかと言うと「後方待機」の馬が多いので、展開が非常に読みにくいです

何がなんでも逃げたいのはローレルゲレイロだとは思うんですよね~

前走の阪急杯、2走前の東京新聞杯は逃げて最後は着差ナシの1着ゴール

どちらも真ん中・内枠での勝利だったので今回の16番枠は少々不安要素が高いですが、通常の中京芝1200mの傾向を考えれば十分に「行った行った」なんていうことはありえると思います


で、2番手以降がどうにも難しいところで無理して前につけるという展開が考えにくいんですよね~


と、いうわけでこうゆうときはGⅠの傾向というよりは「中京芝1200mの傾向を重視」して外枠の不利は多少は目をつぶっても逃げ粘れるとみてローレルゲレイロを本命にしました


相手は昨年の高松宮記念勝ち馬スズカフェニックス

前走の阪急杯は59キロという重い斤量を背負いながらも着差ゼロの2着と頑張ったんですけど、その反動がないのかどうかというのが非常に疑問であります

休み明け2走目は全て3着以内なんですけど、前走の酷量の反動を少々加味して2番手評価にしました


あとはローカル巧者中舘騎手を配したブラックバースピン、シルクロードS勝ちのファイングレイン、オーシャンS勝ちのプレミアムボックスまで

これで勝負しようと思います


買い目

馬連ボックス(1・2・3・4・16)


本当は16.ローレルゲレイロ軸の予定でしたが、前日売りで一番人気の1.スズカフェニックス⇔16.ローレルゲレイロで10倍ついているんで、これなら1頭軸にしなくても十分いけると思い、ボックスに切り替えました


さて、長々と書きましたが、果たして結果は?
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