南米サボテンの開花と交配 | Doremifaのサボテン

Doremifaのサボテン

No Cactus No Life

ご訪問ありがとうございます。

 

久し振りのサボテンブログです。

今日は、日差しが届いても雲の目立つ空模様でした。それでも、温室内は

昼間には40℃近くになり、サボテン各種の開花が続いています。

南米サボテン・三種の交配を試みました。

 

ユーべルマニア・ペクチニフェラ錦

自生地:ブラジル・ディアマンティーナ

 

2月初旬から咲き始め、まだ咲いています。マミラリアなどは一斉に咲い

て、結構早く咲き終えるのですが、自生地でもこんなに長い期間、咲き続

けているのだろうか。

 

無地のペクチニフェラ(♂)

 

斑入りのペクチニフェラ(♀)

ステンレスピンセットで雄しべ(花粉)摘まみ、交配。

 

斑入りのペクチニフェラ(♀)

今年は、3鉢とも花付が良かった。

斑の出ている処から咲いた花に交配して種を採ります。

 

 

旧イスラヤ属・砂王女(クラインジアナ)

自生地:ペルー南部~チリ北部のアタカマ砂漠

 

実生は、結構難しく、発芽後にポツポツ消えていきます。手元に残るのは

毎年数本と成績が悪い。今年は、もう少し上手くやってみようと思う。

 

砂王女の親木(白刺系)

 

コピアポア属・孤竜丸(コルムナアルバ)

自生地:チリのアタカマ砂漠

 

種を蒔いても、極めて成長が遅い。

輸入球2鉢が開花したので採種することにしました。

 

孤竜丸の親木(♂)

ピンセットで雄しべを摘み取り。

 

孤竜丸の親木(♀)

雌しべの柱頭が開いてないようだが、成功したかどうか?

 

自家産種子を撒いて、種からお気に入りのサボテンを育てるのは栽培冥利に

尽きます。

 

いよいよ4月。花見、美術展行き、咲くやこの花館のサボテン展、カープの

応援に広島へ・・・・趣味が多いので忙しくなりそう。

 

皆様には、素敵な季節を迎え楽しい時間をお過ごしください。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。