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培養土づくり
植替えの準備
寒い中、天気の良い日の温室内は、お昼前に約30℃のポカポカ陽気に
なる。実生小苗は新刺を出して元気に育っている。
眺めていると、そろそろ植え替えをしたくなってきた。
サボテンと培養土
サボテンは、清楚な用土であれば土を選ばず育ってくれる。ただ、用
土を工夫したからと言って特別に育つわけでもない。だから、一般的
に言われている用土の配合で作っている。
用土と配合割合(参考例)
赤玉土5、鹿沼土2、軽石1~2、粒状培養土1~1.5
それに、燻炭を少量、マグアンプKを少々。
タライの中に各用土を適量入れて掻き混ぜ、約30分で12ℓ袋7個分、
当面必要な培養土が出来た。
鉢底に工夫
鉢底には殺虫剤のオルトランDXを鉢底土の上に微量散布している。
これ以外に、根の丈夫なサボテンには、「超発酵油粕おまかせ」中粒
を数個入れる。完熟発酵牛ふんなども生育効果があると言われている。
サボテンの交配
ペクチニフェラ錦の花付が良い
2月に入り待望の開花を見た。
さっそく、一番花に交配するが、斑入りの方から種を採るのがよい。
交配
交配は、花が小さく、オシベやメシベはさらに微細で、綿棒などでは
作業が難しい。
細いステンレス・ピンセットで、無地の方の花を摘まみ取り擦りつけ
た。昨年は、沢山交配したのに結実は1~2果と成績が悪かった。
今年は、花付が良く、これから1ケ月は咲き続けるだろうから、4月の
採種が楽しみである。
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