七夕 | 秘密の扉

秘密の扉

ひと時の逢瀬の後、パパとお母さんはそれぞれの家庭に帰る 子ども達には秘密にして

今宵は七夕。
離ればなれに暮らす恋人達が年に一度だけ逢える日です。
 
 天帝の織姫が仕事に励んでいたので牽牛とめあわせてやったらお互いに相手に夢中になって仕事もしない。それではと年に一度しか逢えなくなってしまったと言う、悲しいお話です。
 好きな人に逢えない辛さや切なさが、今とても分かるので、今年ばかりは心から星空が見たいと思います。
 巡り会わなければ仕事に励んでいられたのに、出会ってしまったために返って辛い思いをする。一時も離れたくない、いつもずっと一緒に居たい。好きなんだもの当たり前ですよね。
 好きであればずっと一緒にいくらでもいられる。そんな子供のころの恋愛と違って大人の恋愛は少しほろ苦く、より切ないような気がします。
 それでも一緒に成長して行けたらイイと言ってくれる人と出逢えたことはとても幸せなことだとつくづく思っているのですよ。
 今東京は微妙に曇り空。夜には晴れてくれるようにハラハラしながら見守っています。あの人もきっと同じ気持ちだと思うから。
今夜、星空に向かってつぶやきます。
「逢いたい」と。