京都の六道珍皇寺へ行って、9月30日までの期間限定である特別公開の”地獄絵図”に衝撃を受けた僕→前回の記事はコチラ
そもそも<六道>とは、人間が死んだのちに行く6つの世界のこと。
人間は、人間である時の行ない次第でその行く先が<地獄>、<餓鬼>、<修羅>、<人間>、<天上>に分けられるそうだ
それを判断して裁く中心人物があの閻魔大王というわけ
そして、そのすべての様子を描いた力作が江戸時代初期に描かれた今回最後の公開となる”地獄絵図”なのだ。
「僕は果たして閻魔様にどのように裁かれるのだろう」
そう考えたら、日々精進して人のお役に立つ人間としてまっとうしたいと思う
だって、地獄や餓鬼、修羅、畜生の世界ってものすごいエグイんやもん
あっ、ちなみに閻魔様の裁きがあるのは死んでから35日目だそうだよ
そして、49日に身内が集まって故人をしのぶのは、この閻魔様に
「少しでもよい世界へ導いてあげてください」とお願いをする日なんやって。
まあ、いろいろ勉強になるわ
そして、いよいよ冥土とこの世が繋がっているという井戸へ向かった。
その井戸はすでに閉ざされ、中の井戸水も枯れてしまっているそうだ。
ただ、そこは鬼門にあたるため、向かい側にあるものを置いてこの邪気を払っていた
それがこれ↓
”真猿”というらしい。
つまり<魔を去る>という意味でここに作られたんやって。
そして正面にその井戸が・・・↓
これが冥土、つまりはあの世へ通じるという言い伝えのある井戸
もっと近くで見たかったが、あまり近づくことを許されなかった
きっと周りに邪気がいっぱい漂っていたせいだったのかもしれないな
こうして僕は見えざる声に導かれるようにここへやってきて、地獄絵図と冥土への井戸をこの目で確認したのだった
帰りにはこの辺りの名物になっている<幽霊子育て飴>を購入その言い伝えはここではカツアイするね。
でも、これがほんまの”冥土の土産”やね、ちゃんちゃん
おまけにメイド(冥土) イン ジャパンやし
おあとがよろしいようで