日本原電がウラン売却、経営悪化背景に

TBS系(JNN) 2月20日(水)23時19分配信

 原子力による発電を専門に手がけている日本原子力発電が、経営悪化を背景に燃料のウランを一部売却していたことが明らかになりました。

 関係者によりますと、日本原電は、4月に支払期限を迎える金融機関からの借金の返済資金を確保するために、原発の燃料であるウランを一部売却したということです。

 日本原電は保有する原発3基全てが停止しているほか、敦賀原発2号機の建屋の真下に活断層がある疑いが濃厚になり廃炉の可能性も出るなど、経営状況が厳 しくなっています。また、原発再稼働の道筋も不透明なため、使う予定が立たないウランの売却に踏み切ったものとみられます。

 ウランは濃縮すると核爆弾の原料になるため、経営難による売却は極めて異例ですが、資金繰りに悩む東京電力も「売却は選択肢」と明らかにしています。(20日22:01)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130220-00000060-jnn-bus_all

日本原電がウラン売却=再稼働見通せず、借入金返済で

時事通信 2月20日(水)21時40分配信

 
 
 

 電力各社が出資する原発専業の発電会社、日本原子力発電(東京)が原発燃料であるウランを一部売却したことが20日、分かった。同社は売却先などは明らかにしていない。電力会社が、保有するウランを売却するのは極めて異例。
 日本原電は敦賀原発1、2号機(福井県敦賀市)、東海第2原発(茨城県東海村)の計3基の原発を保有するが、いずれも再稼働の見通しが立っていない。経営の不透明さが増す中、売却で得た資金は4月に期限が迫っている借入金の返済に充てるとみられる。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130220-00000163-jij-bus_all


カザフの原発導入に協力=日本原電

時事通信 2月18日(月)23時0分配信

 
 電力各社が出資する日本原子力発電(東京)は18日、原発導入に向けた調査協力に関する覚書をカザフスタン国立原子力センターと交わした。同国は2020年代に二つの原発の運転を開始する計画を進めている。
 覚書は都内で18日開催された「日本カザフスタン経済官民合同協議会」で交わされ、原発の建設や人材育成への協力、運転への支援も盛り込まれた。原電は「具体的に何をするのかや、スケジュールは決まっていない」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130218-00000154-jij-bus_all