Mystery as beached whale found in field in Yorkshire
Telegraph(英国) 2011.09.30


海から離れたヨークシャーの草原に打ち上げられているのが発見されたクジラの謎

ハンバー川の河口近くの草原に打ち上げられているのが見つかったクジラは、英国の海域ではほとんど見られることのない種類のクジラだろうと環境保護活動家は語った。



whl-1.jpg

▲ イワシクジラの若いメスの死体は、ヨークシャー東部のスケッフリング村の、沖合から 800メートル離れた草原の川岸で見つかった。


ヨークシャー東部スケッフリング村を通るハンバー川の川岸に打ち上げられていた身長 10メートルのクジラの検査にあたった専門家は、それがメスのイワシクジラでほぼ間違いないと結論づけた。

ヨークシャーの野生生物局のアンディ・ギブソン氏は、イワシクジラの英国での座礁は非常に珍しいことだという。

ギブソン氏はこう言う。

「クジラは、川の 1.2メートルから 1.6メートルの浅瀬で見つかりました。クジラの体は川底と接触していました。この場所は、沖合からは約 800メートル離れた場所です」。



whl-3.jpg


この種のクジラが英国海域で座礁したものが発見された例は、この20年間で3件だけという。

実は、2011年になってから、このヨークシャーのハンバー川の河口近辺では、多くクジラが打ち上げられており、また、クジラの目撃例が非常に増えている。

今月(2011年09月)のはじめ、若いナガスクジラがリンカンシャーで死んで打ち上げられた。
さらに、他の死んだクジラも、ハンバー川で見つかったが、このクジラはまだ陸に打ち上げられていない。

ヨークシャーでクジラの目撃と座礁が増えている理由については、わかっていない。北海で海中哺乳類が増加しているという推測もある。

あるいは、北海の海流の変化が原因だと考えている専門家もいる。

http://oka-jp.seesaa.net/article/228303091.html