南極物語 | 佐藤一臣 雪上のひとり言 その2

南極物語

今日は寒かったね。
山頂で-12℃だった。


近年温暖化が懸念されているけど、ずーーーーっと前、山頂で-29℃になった事があった。
まるで南極物語だね。
この事実を知っているのは、手稲山歴25年以上の人だろうねぇー、きっと。
Gちゃんが小学生の時には、垂れた鼻水がそのまま凍って顔に凍傷の跡が残ったり、近年復帰したベテランイントラのHちゃんが鼻を半分凍らせて帰ってきたり、ほとんどのイントラが右耳たぶに凍傷の跡があった。

右耳にある理由はわかりますかー?



答えは、




手稲山のリフトは、山頂に向かって架かっているけど、北西の冷たい季節風が吹くと、ほぼ右側にあたるんだよね。(回転バーンは左だね)
当時は暖かいヘルメットもなかったし、ネックウォーマーもなく、ただただ大きめな襟のスクールユニフォームに顔を隠すだけだったんだよね。
寒かったねー。
グローブの中の手も、指先に感覚がなくなるくらいだった。

そんな訳で、今日の寒さは私には、骨身に沁みる程ではなかった。

今日のテイネが「さむーーい」と思った人は、マダマダかな。

寒い日は、やっぱりウール製品に限るね。


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