こんにちは
いつもありがとうございます
やっと日が少し射してきたようです。
今日はとても冷え込んでいます。
皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか。
以前、『聴く』ということについてある講座の中でご質問をいただきました。
「本当に聴くだけなんですか？アドバイスはいらないんですか？」と。
お時間があまりない中でのご質問だったので
じっくりとお答えすることが出来なかったのですが
『聴く』ということの大切さ
重要さ
効果などをお伝えさせていただきました。
そしてやはり私は『聴く』ことの大切さを
クライアントさんとのお時間に実感しています。
堪えることのできない思いを言葉に乗せて
涙を流されるクライアントさん。
私はクライアントさんが涙を流されるお時間も
そのお時間を大切にご一緒させていただきます。
無理に涙を止めることもなく
無理に励ますこともなく
こうしてみてはどうか、ああしてみてはどうかと
アドバイスを挟むこともなく
お話してくださるお話をじっくりと聴かせていただき
沈黙の時間を大切にし
しばらくすると
クライアントさんのお気持ちが落ち着いていらっしゃいます。
涙が止まりお気持ちの整理がついたのが感じられます。
笑顔が見られるようになり
そこからどうしていきたいかを
どうしていけばよいかをお考えになられます。
私は何もアドバイスしていないのに。
ご自身の中にごちゃごちゃになってしまっていた
そしてわかってほしかった
きいてほしかった思いが受容されることで
きっとほっとされるのでしょうね。
ほっとするということが次の力へと繋がっていくのでしょう。
アドバイスが全ていけないわけではないのです。
でも、アドバイスをする前に
その方がご自身の中にお持ちのお力を信頼していきたい。
きっと自分自身の中に立ちあがっていくための力があるから。
私にもあなたにも、きっと。
午後も穏やかなお時間をお過ごしください