人間の潜在的能力の解放・鈴木清和

人間の潜在的能力の解放・鈴木清和

超深層心理レベルから人生のステージアップをサポートします。カウンセラー、セラピスト歴は28年です。

 

新しく「発達課題無料診断」のご案内を

お届けします。

 

ジレンマ、葛藤を抱えていませんか?

 

あなたは、人からの評価を気にしすぎる、

どう思われるかを気にして自分の意見が

言えない、自分の意思で行動を起こせ

ないなどの問題を抱えてはいませんか?

 

自分の内なる声と、周囲からの期待との

間でジレンマ、葛藤を抱えてはいません

か? 

 

または、自分に押し付けられた役割から

抜け出したくてもがいてはいませんか?

 

苦しいかもしれませんが、まずは、

そういう問題を抱えているということ

に気がついているということは素晴ら

しいことです。

 

なぜなら、その状態は新たな精神的成長

の入り口に立っているということだから

です。

 

では本当に望んでいる状態とはなんで

しょうか? 

 

他人の立場や価値観も尊重しつつも、

自分の意見や意思を保ち、それを

表現しながら、共感や賛同や協力を

得られるようにしてゆきたいのでは

ないでしょうか?

 

しかし、そういう状態に持って行ける

かとなると自信がない、あるいは

本当にそういう状態を目指していい

のか? それを望んでいいのか? 

という内なる葛藤も起こって

くる、そうではないですか?

 

大人になって以降も発達は続きます

 

子供時代に作られた潜在意識の

プログラム、インナーチャイルドとか

早期不適応的スキーマと呼ばれるもの、

 

それに禁止令・拮抗禁止令と呼ばれる

ものなどが大人になっても残り、

その人の思考や行動に制限を加える

ことはよく知られています。

 

心理学の多くの研究が、人間は大人

になって以降も発達、成長し続ける

ことを示しています。

 

そして、あなたが今、直面

しているような状態を経由する

仕組み、必然性があるのです。

 

人が大人になって以降も発達・

成長し続けるという考え方を

成人発達理論と言います。

 

ただ、この発達段階というのは、

それぞれの個人史における

プロセスであって、他人との

比較は全く意味がありません。

 

職業、役割において、環境順応

型知性であることが求められる

環境や段階もあり、それを長く

やる場合もあります。

 

環境順応型知性で高い能力を

発揮する場合もあります。

 

それが何歳くらいで移行するの

かも全く個々人によって異なり

ます。

 

ただ、あなたが先にあげた

ようなジレンマ、葛藤を抱えて

いるのであれば、それはステージ

アップの兆しかもしれません。

 

環境順応型と自己主導型

 

成人発達理論の第一人者である

ロバート・キーガン博士は、

成人の知性の発達には3つの段階

(第1段階:環境順応型知性 

第2段階:自己主導型知性 

第3段階:自己変容型知性)が

あるというモデルを示しています。

 

そして、あなたが抱えるジレンマ、

葛藤というのは、環境順応型知性

から自己主導型知性に移行する

途上で多くの人が体験する

典型的なものです。

 

そして、それは望む限りは必ず

克服して発達を遂げることが

できるテーマです。

 

ただ、一人で抱えるのは大変で

、適切な理解と適切なサポートが

あればよりスムーズに移行が可能

です。

 

典型的な環境順応型知性では、

権威に服従し、いつも人の顔色

や空気を気にし、批判や叱責が

降りかかることを避けることが

優先されます。

 

そのど真ん中にいる人にとって

は、そうするのが当たり前で

あり、疑問すら抱かない

でしょう。

 

ですから、あなたがもし、

ジレンマや葛藤を抱えていると

したら、それは移行期にある

ことを示しています。

 

例えば、これまで職場で周囲の

人に振り回され、問題を自分一人

で抱えて、意見も言えなかったと

いう人が、ほんのわずかな期間の

うちに、意見を言うことや提案も

でき、周囲の人の協力を得ながら

仕事を発展させたという事例も

あります。

 

大きなステージに上がることを

実現できたり、成約率が上がっ

たり、収入が数倍に増えたと

いう事例もあります。

 

発達課題無料診断をどうぞ

 

これまでは、心理療法、心理

カウンセリングといえば心の問題を

抱えている人のためのものという

観念が強かったのが現状だと思い

ます。

 

しかし、実際には、私が開発した

心理プログラムは、自己実現や、

発達段階のステージを短期間で

上昇することをサポートできる

のです。

 

それで、心理療法とは異なる概念、

ネーミングが必要と考え、ヒューマン・

ポテンシャル・リベレーション

(Human Potential Liberation 

人間の潜在能力の解放)、

略してHPLプログラムと名付け

ました。

 

そして、自分の中になる環境順応型

知性の要素、自己主導型知性の要素、

そしてジレンマ、葛藤の状態を

客観的に把握しネックとなっている

要素を発見するする目的で、新たに

「発達課題無料診断」のフォームを

作成しました。

 

あなたが人生の次のステージ

に向かうための指針となるような

情報をお届けします。

 

どうぞご利用ください。

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ただ、新たに作成したもので、

寄せられた回答を統計化、分析しながら

回答文を1から作成しますので、

回答まで数日の猶予をお願いします。

 

また、こちらはおすすめ無料診断の

リンク集です。

 

 

私は、通常の心理療法では全く歯が

立たないような問題を扱って解決すること

が珍しくありません。

 

最近続いているのが、ご先祖様から継承

したトラウマを解消するというテーマ

です。

 

実は、トラウマが世代間で伝搬する

ことは、マウスを使った実験でも確かめ

られていることです。

 

例えば、マウスにある匂いを嗅がせた

後で電気ショックを与えると、その匂い

を嗅がせただけで震え上がるようになり

ます。

 

そして、その子孫に対しては電気ショック

を与えていないにもかかわらず、同じ匂い

を嗅がせると震え上がったのです。

 

世代間トラウマ伝達の最初の研究は、

実際には数十年前にさかのぼりますが、

その分野における注目度が高まったのは

比較的最近のことです。

 

最初の研究の一つは、2013年にNature

 Neuroscience誌に掲載された論文

でした。

 

この研究は、カナダのマックマスター

大学の研究者であるBrian Diasと

Kerry Resslerによって行われました。

 

彼らは、マウスを用いて、親のストレス

体験が子孫の行動や神経学的特性に影響

を与えることを示す興味深い結果を報告

しました。

 

人間の研究では親や祖先のストレス体験

が子孫の精神的健康に影響を与える

可能性が探られています。

 

例えば、戦争や自然災害などの極度の

ストレス体験が世代を超えてどのように

影響するかが研究されています。

 

人間の場合は、マウスの場合よりも

もっと複雑な場合が多いです。

 

私は、特殊な分析器を用いて、その人が

影響を受けている先祖伝来のトラウマの

痕跡=スキーマを特定して拐取する方法

を独自開発しました。

 

昔から、ある家系の中で同じような目に

遭う人が多いとか、似た病気になるとか、

結婚できない、結婚で失敗する人が多い

といったようなことを「家の因縁」など

と言って、従来は宗教などが扱うテーマ

でした。

 

しかし、こうしたテーマについても科学

のメスが入り始めていますし、私は、

独自のノウハウを開発して取り組んで

います。

 

なお、以前のメルマガでお伝えしま

したが、原因不明の高所恐怖症が

過去世のトラウマに由来することを

突き止めて1回のセッションで解決

した事例もあります。

 

先祖からの伝搬だけでなく、過去世に

由来する問題にも対応しています。

 

どうしても通常の心理学では説明が

つかないような悩みを抱えている方も

まずはメールなどでご相談ください。

 

アドレスは、下記です。

kiyokazu@hbi-salon.com

 

 

愛着型・愛着パターンのページと

無料診断をバージョンアップしま

した。

 

あなたにはこんなことが

当てはまりませんか?

 

・いつも心配事がある

・人の顔色ばかり見て萎縮する

・相手が不機嫌になるのが怖い

・人の言動を気にしすぎる

・人と過ごすとすごく疲れる

・動きたくなくなることがある

 

・表情や喜びの感覚が乏しい

・自分の気持ちがよくわからない

・人と親密になれない、続かない

・すぐに人間関係を切りたくなる

・無愛想とか冷たい印象を与える

・人に頼ることができない

・一人で問題を抱える傾向がある

 

・人の意見や意向に振り回される

・いつもプレッシャーを感じる

・何かしてあげていないと不安

・無理をして人に尽くす傾向がある

・愚痴の聞き役になることが多い

・いつも人にいいように使われる

 

これらは、愛着型に問題を抱える人

の特徴を表しています。

 

人間関係がいつもうまくゆかない、

人間関係にストレスを感じる、

物事をすぐに諦めやすい

人生が低調で喜びが少ない

 

こんなことが長らく当たり前に

感じているかもしれませんが、

実は愛着型の問題かもしれません。

 

愛着型とは、乳幼児期の養育者との

関係で作られる他者とどう関わるか

という根本パターンが大人になって

も影響し続けると言われるものです。

 

けれども、これは大人になってから

幾つになっても改善できることが

わかっています。

 

そして人間関係が良くなり、

幸福度が増し、成功や幸福を

掴みやすくなるのです。

 

該当する人は改善しない手は

ありません。

 

つい先日も、このテーマを含む

個人セッションを受けられた方から

「以前は一人で仕事を抱え込む傾向

があったのに、協力者が現れたり

自分からも頼めるようになり

ました。」という報告をいただき

ました。

 

まずは愛着型・愛着パターン無料診断

からどうぞ

 

あなたは、どうして自分にブレーキを

かけてしまうのだろう? とか、

どうして望まない方を選択してしまう

のだろう? どうして行動を起こすのに

後ろめたさを感じてしまうのだろう?

と思ったことはないですか?

 

なぜ行動を起こす際にいちいち誰かに

了解や賛同を求めるのだろう?

なぜ誰かに背中を押してもらわないと

行動を起こせないのだろう? と

思ったことはないですか?

 

あるいはもう少しで成果につながる

ところで失速して仕損じることは

ないですか?

 

どんどん進化しています

 

この間、無意識のうちに制約やブレーキ

の役割をする「サイレントリミッター」

を解消するワークに取り組んできて、

さらにいろいろなことがわかりました。

 

アメリカで生まれ普及した「交流分析」

で言われてきた禁止令・拮抗禁止令に

関して、日本人の場合、日本人独特の

ものが多いことをお伝えしましたが、

さらにいろいろなものが発見されて

います。

 

特に親の真意とは別に意訳、誤解など

によって生じたものが大きな影響を

与える場合があります。

 

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世代間ギャップによる断絶

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先の記事では、「昭和の親の3大決め

ゼリフ」とその時代背景について紹介

しました。

 

時代をはるかに下り、経済的に繁栄した

日本では、ひもじいとか暑いとか寒い

とか、そういうストレスからは解放

されてきました。

 

そうなると、むしろ心の痛みがより

大きなウェイトを占めることになり

ます。

 

それでも、代々無意識のうちに継承

されたのは、厳しい時代の価値観です。

 

そこで、子どもが親に期待し要求する

ことと、親が子供に期待し要求するこ

との間には、非常に大きなギャップが

生じることになります。

 

しかし、子ども時代にはそんなことは

分かりません。

 

ですから、親が伝えようとしたメッセージ

を子ども時代に履き違えて受け取ると

いうことも起こりがちです。

 

先ほどの「3大決めゼリフ」で言えば

 

「そんなんで死にやしねぇよ!!」

 

これは、「大丈夫だからしっかりしろ」

と言うのが真意と思われますが、

「自分を大事にするな」

「自分の苦痛は無視しろ」

と言う具合に伝わっているかもしれ

ません。

 

「好きなことで飯が食えると思ったら

大間違いだ!!」

 

これは「堅実に生計を立てることを

考えなさい」と言うのが真意とおもわ

レますが、「夢や願望を持つな」と

伝わっているかもしれません。

 

「飯が食えるだけでもありがたいと

思え!!」

 

これは「不平不満を言う前に今、

得ているものに感謝しなさい」と

言うのが真意だったかもしれません

が、「常に我慢しろ」とか「不満を

持つな」と伝わっているかもしれま

せん。

 

そして、日本人には日本人特有の

禁止令・拮抗禁止令が存在することは

これまで知られていませんでした。

 

また世代間ギャップにより親の真意

とはズレて伝わっている場合も多く、

子供時代のある状況に限定された

ものだったのにあたかも普遍則で

あるかの如く保存されている場合が

多いことも詳しく解明されては

いませんでした。

 

また、それを正確に特定してキャンセル

するすべもありませんでした。

 

そして、今、私が開発したワークでは、

それら全てが可能です。

 

このようなワークを受けられた方から、

こんな感想をいただきました。

 

紹介します。

 

───────────────── 

先日は、セッションありがとうござい

ました。

 

親は親なりの表現を言葉にしていただけ

でした。

 

ただ、親の生きてきた時代背景もあり、

乱暴な言葉遣いなので、傷ついた気持ち

前提で解釈していた気がします。

 

親に対する気持ちが変わりました。

(50代女性・主婦)

───────────────── 

 

あなたも思わぬ形で、人生に制約を

設けて生きているかもしれません。

 

気になる方は、すぐに

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をどうぞ

 

そのほか各種、潜在意識を探る

各種無料診断をどうぞ

 

私のクライアントは、40代〜50代の人が多く、ある程度の「団塊ジュニア」世代が含まれます。この世代の人たちが子ども時代に親に言われた言葉の中で、私が皮肉を込めて「昭和の親の3大決めゼリフ」というのがあります。

 

その1(子どもが苦境や痛みを訴えるのに対して)

「そんなんで死にやしねぇよ!!」

 

その2(子どもが将来の夢を口にした時に)

「好きなことで飯が食えると思ったら大間違いだ!!」

 

その3(子どもが何か不満を口にした時に)

「飯が食えるだけでもありがたいと思え!!」

これにはバリエーションとして

「お前にはこらえ性が足りない!!」

 

これを言われると、子供としては沈黙するしかないという強力なセリフです。

 

それでは、その世代の親たちは、ガサツで共感能力が足りなかったのかとも感じるかもしれませんが、そうとは限りません。その親たちもまた、その親たちにそう言って育てられた可能性があります。

 

それでは、その親たちのそのまた親たち、つまり祖父母はどんな時代を生きたのでしょうか?

 

その多くは戦中、戦後にまたがって生きた人たちです。一体どんな体験をしたのでしょうか?

 

一例として、私が聞いた話にこんな話があります。

 

終戦を迎えた後、両親も兄弟も家も失った戦災孤児が日本で約12万人もいたそうです。彼らは行くあてもなく夜になると駅の構内に集まってきて寝泊まりしたそうですが、朝になると何人かが死んでいたなんていることも珍しくなかったと言います。

 

とにかく食べるものがなく、親たちは、必死で闇市などで食料を確保しに行くのですが、子どもがひもじくて泣こうものなら引っ叩いて黙らせるしかなかったというケースもあったようです。また、どんな仕事であれ、生き延びるためには仕事を探す必要もありました。そして辛くても歯を食いしばって生きるほかはありませんでした。

 

こんな話を聞くと、ブラックジョークのようにも聞こえる昭和の親たちのセリフが、リアルな現実味を帯びてきます。そのまた親の世代のリアリティとして、生き延びるためには、耐える力が何より必要、生きているだけでも、食べ物にありつけるだけでも、仕事があるだけでもありがたいと思って生きなければならない、こんなふうに考えて生きてきたのではないでしょうか?

 

こんな時代では、心の痛みなど感じているわけにはゆかなかったでしょう。特に自分の心の痛みは無視するほかなかったのかもしれません。

時代をはるかに下り、経済的に繁栄した日本では、ひもじいとか暑いとか寒いとか、そういうストレスからは解放されてきました。そうなると、むしろ心の痛みがより大きなウェイトを占めることになります。

 

それでも、代々無意識のうちに継承されたのは、厳しい時代の価値観です。

 

そこで、子どもが親に期待し要求することと、親が子供に期待し要求することの間には、非常に大きなギャップが生じることになります。しかし、子ども時代にはそんなことは分かりません。

 

ですから、親が伝えようとしたメッセージを子ども時代に履き違えて受け取るということも起こりがちです。自分が大切に思われていないと感じてしまうのす。

 

統計的に最も多くの人から検出されたスキーマ(思考の枠組み)の内容は、「私の気持ちや感情は無視される」というものですが、似たものに「私の要求や欲求は無視される」とか「私の痛みや苦しみは無視される」などがあります。こうしたスキーマを持つ人は、そもそも人に期待しない、一人で問題を抱える傾向があり、話をして通じないと感じるとすぐに「もういい」と関係を断ち切る傾向があります。一見深刻な問題に見えないのですが、仕事や恋愛、夫婦関係など至る所に影を落とします。

 

この間話題にしてきた禁止令や拮抗禁止令(サイレントリミッター)では、「存在するな」「自分の意思を持つな」「好きなことをするな」「勝手に動くな」「いつも我慢しろ」「不満を持つな」「人に頼るな」などが多く見られます。

 

スキーマや禁止令・拮抗禁止令は、特定されて、本人が了承すればキャンセル、書き換えは簡単です。しかし、深く納得するということが重要なので、私のカウンセリングでは、子ども時代に親との間でどんなことがあったのか、それは客観的にどういうことだったのか、その親たち自身はどんな育ち方をしていたのかなど、歴史的構造、いわばファミリーヒストリーの解き明かしも行います。

そしてその時、あなたの歴史は変わり始めます。

 

心の奥に潜む課題に向き合うためのきっかけとして各種無料診断をご用意しています。どうぞご利用ください。

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能力や才能って特別なこと?

 

私たちの多くは、能力や才能に関して大きな勘違いをしてきたように思います。

 

例えば、まだ5歳の子供がピアノを上手に弾けたり、水泳が上手だったり、数学の問題が解けたら、誰でもそれは特別な能力や才能だと思うでしょう。

 

将来そういう能力や才能を伸ばして活躍するかもしれません。しかし、そういう人は全体のごくわずかですし、ごくわずかしか必要でもありません。

 

例えばこんな事例はどうでしょうか?

 

まだ5歳の子供が、家族の中の険悪な人間関係を和ませようとして、あの手この手で笑わせて和ませようとする。

 

まだ10歳の子供が、母親と姑の口論をじっと聞いてそれぞれの言い分を聞いて気持ちを推しはかり仲裁しようとする。

 

いつも母親がやっている作業を手伝うとき、もっと母親が楽にできる方法はないかいろいろ工夫してみる。

 

まだ子供がやることなので、未熟だったり、失敗することもあるでしょう。しかし、この事例にあるようなことを意図するということ自体、そこに能力や才能の萌芽が潜んでいるとは言えないでしょうか?

 

現実には、子供のこうした行動に対して、親たちから「余計なことをするな」「ふざけているんじゃない」「あっちに行っていなさい」「大人の話に口を突っ込むんじゃない」「言われたとおりにしていなさい」などと言われてしまう場合があります。

 

メンタル上の問題といえば、子供時代の虐待やネグレクトによるトラウマを連想するかもしれません。しかし、私が詳細に研究してきた結果、もっと見過ごされてしまうような、ちょっとした出来事から、スキーマとか禁止令と呼ばれるような、思考に制限を設ける潜在意識のプログラムが作られることが分かりました。

 

特に「良かれと思って自分なりにやったのにがっかりした、傷ついた」という体験は心の中にはっきりと痕跡を残してしまうのです。

 

私は特別な測定器を使ってこうしたものを検出しますが、その分析結果から、子供時代にどんな体験をしたのか推測しながら聞き取りをしてゆきます。すると、それが大きな問題であるとは全く思われずに見過ごされていたような体験がその由来であり、その後の人生にも大きな影響を与えていたというケースを数多く見ています。

 

そして、本来の能力や才能、特性に制限をかけてしまうのです。もちろん、こうした問題は、潜在意識への働きかけによって解消することができます。

 

AI時代に求められるのは?

 

ところで、これからAIの急速な普及が、社会構造や価値観を劇的に変えてゆくと考えられます。マニュアル化可能な仕事や作業の多くがAIやAIと連動したロボットに置き換えられてゆくからです。ある試算によると既存の仕事の約半分がなくなると言われます。

 

しかし、それが即座に約半分の人が失業することを意味はしません。AIはアシスタントのようなものです。調べ物をさせたり、予測させたり、問題や課題をピックアップさせたりして、作業にあたる部分を代行させることができます。

 

何か、アイデアを思いついたら、それを実行するメリットとデメリット、それがうまくゆくための条件や克服課題などを問いかけることもできます。そういうやりとりを通じて、自分のアイデアを育て、洗練させることもできるのです。

 

そして、人間にしかできないことの価値が増大します。

 

まず明確な意図を持ち伝えることです。AIは漠然とした質問には漠然とした答えしか返してきませんし、漠然とした指示では良い仕事はしてくれません。また、新しいアイデアを生み出すことは基本的に人間の役割です。

 

創造性ということですが、発明や発見といった大それたことを考える必要はありません。ちょっとした改善と工夫の積み重ねの方が圧倒的に多いのです。また、共感能力、コミュニケーション能力を通じて人間間の関係を営み発展させることも人間にしかできません。

 

AIを使うのにプログラミングやITの特別な知識や技能は必要ないのですが、むしろ人間ならではの、そして人間なら誰でも持っている能力を高めることがとても重要になります。

 

これまでもたびたび話題にしてきたことですが、従来の学校教育というのは、象徴的にいえば、マニュアルを読んで理解し、ベルトコンベアーの間に並んで規律正しい労働を行う労働力を大量生産することが元々の目的でした。知識労働であっても、結局は組織の歯車としてよく機能することが求められてきたのですから本質は変わりません。

 

その中では、意図を明確にすること、想像力を発揮すること、共感能力やコミュニケーション能力を発揮することなどは、視野の中にはなかったように思います。しかも、こうした能力や才能の萌芽というものは、家庭や学校の中で見過ごされるならまだしも、スポイルされ封じ込められてきたケースが非常に多いことに驚かされます。

 

そして、私は、カウンセリングの現場で例えば「私は能力や才能を発揮すると拒絶される」といった類のスキーマ(思考の枠組み)や、「自分の意思を持つな」「自分で考えるな」「言われたこと以外やるな」「勝手に動くな」「自信を持つな」といった禁止令が、束になってその人の、本来の能力、才能、特性、可能性を制限し奪っている実態に数多く接してきました。

 

それは、うつ病や不安障害のような明らかな問題を負っている人だけでなく、自分では普通に生きていて大きな問題はないと思って生きている人においてもそうなのです。私は、すべての人において、本来持っていたはずの人間ならではの能力や特性に対するブロックを取り除いて、最大限にのびのびと発揮できるように開放してゆくことが急務と考えます。

 

しかし、特に日本の社会では、心理療法とか心理カウンセリングといえば、特別な事情や問題を抱えた人が受けるものというマイナスイメージが強いのがネックになっています。例えばアメリカでは、陸軍の軍人とその家族、名だたる企業の社員などに対して、心理プログラムが導入されています。それで、新しいサービスのネーミングも必要と考えた結果行き着いたのが、ヒューマン・ポテンシャル・リベレーション(人間の潜在的能力の解放)、略してHPLということだったのです。

 

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25種類の禁止令

 

元々は、エリック・バーンが創設した「交流分析」の中で、子供時代の親などの言動を解釈したものとされ、「〜するな」『〜であるな」など禁止の構文で保存されているものを禁止令、「〜しろ」「〜であれ」など命令の構文で保存されているものを拮抗禁止令と言いました。

禁止令は、元々は12種類とされていたのを2010年にジョン・マクニール博士が、25種類にまとめ直しました。

以下がそれです。

ありそうなものはないかチェックして

見ましょう。

◆生存に関する禁止令

・存在するな ・健康であるな・信頼するな ・重要であるな

・正気であるな ・触れるな

◆人間関係に関する禁止令

・近づくな ・属するな・愛着を感じるな ・子どもであるな

・欲しがるな

◆自己に関する禁止令

・おまえであるな・おまえの性であるな ・離れるな

・見えるな ・おまえの人生を生きるな

◆能力に関する禁止令

・成功を感じるな ・成し遂げるな・成長するな ・セクシーであるな

・考えるな

◆安全に関する禁止令

・楽しむな ・感謝するな・感じるな ・くつろぐな・幸せを感じるな

 

日本人独特の問題

 

しかし、アメリカと日本の文化や価値観の違いはやはり大きく、その後独自の研究により、はるかに多くの種類を発見し、特に日本特有で、しかも影響が強いものが見つかりました。

日本人の場合、次のような傾向が見られました。

・親の言うとおりにすべき

・遠慮や我慢をし他者を優先すべき

・常識からはみ出してはいけない

・自分だけいい思いをしてはいけない

・自信を持ってはいけない

こうした前提に基づいている禁止令は、マクニール博士の25種類の

中で当てはめると、「欲しがるな」「成功を感じるな」「楽しむな」

「幸せを感じるな」ぐらいです。

でも日本人で実際に検出した事例で

「自分の意思を持つな」「言われたこと以外やるな」

「余計なことをするな」「余計なことを言うな」

「自分で決めるな」「意見を言うな」

「常に遠慮しろ」「常に我慢しろ」「不満を持つな」

「個性的であるな」「目立つな」

「いい思いをするな」「調子に乗るな」「いい気になるな」

「自信を持つな」「自分を下げろ」「自分を評価するな」

などなど、いかにも日本人らしい独特なものが多いです。

 

人生をスポイルしていませんか?

 

こうしたものが影響しているためか、

「自分がどうしたいのかわからない」

「意見が言えない、自分の考えがまとまらない」

「誰かの了解がないと行動できない」

「自分にとって不利な選択ばかりしてしまう」

「いいことがあっても喜べない」

「自信が持てない、自分を下げる」

という心のクセをもっている人が多いようです。

これではわざわざ自分の人生をスポイルしているようなものではありませんか?

このようなテーマは、2015年ごろから取り組んではいましたが、研究が進むにつれて種類も増え、しかも非常に強力に影響しているケースがあることがわかり、キャンセルして代わりにプログラムするリソースもはるかに洗練されてきています。

 

すでに何回か個人セッションを受けられたりセミナーを受講されている方でも、未解決の問題が潜んでいる可能性があります。

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はるか昔、世界の多くの地域で一般庶民は読み書きが禁じられていた時代もありました。

 

その後、禁止はされなくなっても、学ぶ機会がないために人口の大部分が文盲だった時代は長くありました。

 

その後資本主義が発達すると、労働に読み書き、計算を始めより高度な知識や技能が求められるようになって、教育システムが発達しました。

 

それでは、現代に生きる私たちは、最大限に能力を発達する機会が与えられていたと言えるのでしょうか?

 

私たちが受けてきた教育システムというのは、工業がシステム化されたことに対応したものでした。

 

端的にって、ベルトコンベアーの前に並んで流れ作業をするような労働力を大量生産するシステムだったといえます。

 

だからマニュアルを読んで理解し、報告ができて、規律正しく働くための学習と訓練の場だったといえます。

 

私たちは、子供の頃から当たり前だったのに、ほとんど疑ったこともないのですが、なぜ遅刻をすると叱られたのでしょうか?

 

学校で遅刻しても、授業の開始を待ってくれるわけではありません。ということは、遅刻しても人に迷惑をかけたわけではありません。なのに、なぜ叱られたのでしょうか?

 

学校の先生自体も説明できないかもしれませんし、そのつもりではなかったと思います。しかし、将来、働いている時に、遅刻して生産ラインが止まれば、損害を与えることになります。

 

時間を守るという一見当たり前のことでも、子供の頃から訓練が必要だったのです。

 

だから今でも世界の中には、遅刻が当たり前、時間を守れない地域はたくさんあります。

 

現代に生きる私たちが受けた教育というのは、ピラミッド型の上位げたつ組織に組み込まれて、規律を守り、マニュアルや指示に従って働く労働力の養成課程だったのです。

 

だから、自分のアイデアを育てて新しいものを作る、自分なりの意見をまとめて発表する、ディスカッションする、などの能力を育てる機会は、皆無だったといえます。

 

人間以外の生物は、ほぼ生まれつき適応戦略は決まっています。しかし、人間は生まれ育った家庭環境を世界の縮図として、適応戦略を形作ります。

 

そして、いい子でないといけない、大人しくしないといけない、遠慮や我慢をしなければならない、などなど枠をはめられて育ちます。やりたいことよりもやらなくてはいけないことを優先するようになります。

 

こうして潜在意識に、プログラムが作り込まれてゆくわけです。

 

よく、機能不全家庭で育った、毒親の元で育ったという人が大人になっても生きづらさを抱えているケースがありますが、そういう事例に該当しなくても、潜在意識には数多くのリミッターが埋め込まれているものです。

 

そして、AI化に伴って、マニュアル化された仕事、指示通りの仕事のほとんどが置き換えられようとしています。

 

そして、創造性、構想力、共感能力、コミュニケーション能力など人間ならではの能力発揮が求められるようになると考えられるのですが、こうした能力は、内発的動機によってこそ発揮されるということが分かっています。

 

内発的動機を持っていない人はいません。それは、子供時代に夢中になって遊んでいた時がその状態です。その時に最もないの発達が促されているということも研究でわかっています。

 

しかしいつしか遊びたい欲求を抑えて、やななくてはならないことを我慢してやることに慣れてしまい、自分が何をしたいのか見失ってしまいます。

 

やりたいことで価値を生み出し社会に貢献するためには、多くのリソースの蓄積が必要なのも確かです。しかし、自己実現に向かおうとしても多くの制約に阻まれ、萎んでしまうことも多いものです。

 

潜在意識に埋め込まれた多くのリミッターを外して、自分の最大限の可能性を生きるのをサポートするために研究開発したプログラムが、ヒューマン・ポテンシャル・リベレーションです。

 

まずは自分に制限をもたらすリミッターに気がつくことから。各種無料診断をご利用ください。

 

 

人類は、進化してゆくのだろうか?

 

ただし、遺伝子の変化を伴う生物学的な進化とは別に、精神的、文化的な進化というのがあって、本来は進歩というべきなのでしょうが、大きな質的変化を伴うのでやはり「進化」と呼びたいと思います。

 

一部の支配者やエリートではなくて、一般庶民のベースで考えた時に、例えば日本の歴史で言えば、平安時代、江戸時代、現代でどんな違いがあるでしょうか?

 

まず知識や情報の量が全然違います。なし得ることの多様性が全然違います。価値観や風習も全然違います。

 

私はかねてから、マズローの欲求階層説は個人の発達を説明するだけではなく、人類の歴史にも当てはめることができると考えてきました。

 

つまり、人類の歴史は、最初は、生存欲求を満たすのが精一杯の段階から、安全を確保すること、所属すべき集落、さらには国家を形作ること、という具合により上位の欲求を満たすように進展してきたという考え方です。

 

その観点で言えば、近代社会というのは、承認欲求が原動力になる社会であったと考えられます。生きるのに最低限必要なものだけではなく、例えば立派な家、高級車、ブランド物といったものは、快適さだけでなく、社会的な成功のシンボル、ステータスとしての意味を持ちました。

 

しかし、そうした価値観は明らかに廃れつつあり、自分らしさをより大事にするようなシフトが進んでいるように見えます。

 

マズローモデルに従えば、承認欲求の次の段階は自己実現欲求です。自己実現というのは、私の定義では、自分らしさや自分の固有の可能性を最大限に生かして社会貢献することです。

 

これは、ちょうどダニエル・ピンクの著書にある、モチベーション3.0と重なります。

 

ピンクは、人間のモチベーションを3段階に分けて説明します。1.0は本能的欲求による動機づけ、2.0は報酬と罰による動機づけ、そして3.0は、内発的動機づけです。そして、長らく、2.0が多くの企業、組織における人事管理の基本をなしてきたものの、それがだんだん機能しなくなりつつあるというのです。そして、特に不断のイノベーションが求められるような組織においては、モチベーション3.0を引き出せなければ生き残れないように変わってきているというのです。

 

内発的動機づけと言っても、ただ遊びたいというのも該当するので、ここでいう内発的動機付けというのは、何らかの社会貢献の指向性を持ったものということになるので、これはほぼ自己実現欲求と重なるのではないでしょうか?

 

ということは、人類の歴史は、承認欲求が原動力になる段階から、自己実現欲求が原動力になる段階に移行するのでしょうか?

 

私はそう確信しています。

 

多くの科学的研究鵜が、外部的動機づけよりも内発的動機づけの方が、より高いパフォーマンスが持続する、特に創造性、共感能力など人間ならではの能力について特に当てはまることを示しています。

 

そしてこうした能力を発揮するためには自由が必要なのです。

 

おそらくここに支配層のジレンマが存在するはずです。

 

先の記事で、支配層、支配層と癒着した富裕層、独立した富裕層というのをあげました。これは隣の国中国で見るとわかりやすいです。共産党の幹部、国営企業や共産党と癒着した企業の幹部、そしてしばらく前までは独立系富裕層というのも存在していました。ところが習近平政権は、独裁を強化して独立系富裕層も締め付けてきています。

 

中国は、不動産バブルが崩壊したリゼロコロナ政策を行ったりしたためだけではなく、自ら経済発展の芽を摘んできたと言えるでしょう。だから必ず自滅に向かいます。有能な人間は潰されるか、海外に逃げてゆくからです。

 

そして、先の記事で、AI化に適応して、創造性など人間的能力を発揮して働く「生産的市民」、ベーシックインカムによって最低限の生活を保障される人々、そして、AIやロボットに代替できない作業を仕事にする人々という3つの階層というのをあげました。

 

今、アメリカでもEUでも日本でも、マイナカードのような制度の導入が進められたり、不合理な移民政策が進められています。

 

おそらく、マイナカードのようなものは、将来的にはベーシックインカムの支給、顔認証システム、ワク○ン・パスポートと連動し、国民を管理、監視し、やがて出生率や寿命までコントロールされかねないと思います。

 

また、AIやロボットに代替できない作業の要員に移民があてがわれ、こうした分野での賃金の上昇を抑える鎮め石として利用されるのでしょう。

 

問題になるのは自由と管理の使い分けとバランスです。だから、学校教育などは、より自由で創造的な内容に激変しようとしている一方で、国民への管理や監視を強化しようという動きも同時に進行しているということだと思います。

 

しかし、私は歴史発展の法則、必然性は何者にも止められないと思います。

 

マズローの時代、生涯のうちに自己実現欲求を中心に生きるステージに達する人は、先進国において人口の約5%程度と言われていました。今はどうなっているのかわかりませんが、今後はその比率が増えるはずです。

 

AIとロボットが、より単純な仕事、マニュアルや指示通りの仕事、本音では誰もやりたくない仕事から代替してゆくとなると、やりたいことを仕事にできる人間と、仕事がない人間という対極への分解が起こらざるを得ません。

 

教育システムも、そういう社会構造を前提とした場合、全く違うものに変わります。

 

問題は、すでに古い教育システム、古い管理方式に適応してきてしまった大人です。しかし、人間の思考というものは、潜在意識のプログラムによって司られています。そしてそのプログラムの構造の全容がわかってきましたし、それを最適化することも可能になってきました。

 

私は、できれば全ての人が、内発的動機づけによって最大の可能性を生きられる世界を実現したいと願っています。それは以前からそれを目指していたわけですが、とてつもなく遠い道のりだと感じていました。パンデミック以降、ますます社会全体のマインドコントロールが酷くなり、ますます道のりが遠く感じられるようになっていました。

 

しかし、そうではない、確かに大きな試練はやってくるものの、それは人類の進化へのターニングポイントなのだとリアルに考えられるようになってきたのが最近です。私の認識の中で、心理学や脳科学、生命科学などだけではなく、歴史、政治、経済などまでがつながってきたからです。

 

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