Notos ++ イングランド-ネーデルランド同盟なるか | The Great Voyage Times

Notos ++ イングランド-ネーデルランド同盟なるか

 ハンブルグ は豊富な鉱物資源を背景に世界の大砲の50%以上を生産すると云われる一大軍需都市である。イングランドはハンブルグを押さえることによって軍事立国としての立場を強化していたが、新興国であるネーデルランドが海外進出をするにあたり、同都市に白羽の矢を立てるのは地理的条件などから鑑みて予め予想されていた。


 当初の予想通り、8.3を境にネーデルランドはハンブルグに投資を開始。これに対しイングランド商会連合は外交顧問を派遣し、現地のネーデルランド個人投資家との間で以下の仮協定が結ばれた模様。


  • ネーデルランドのハンブルグに対する影響度は、35%±5%以内とする。
  • ハンブルグに対する第3国の投資は、イングランド商会連合とネーデル投資組み共同で排除する

 協定は連合に属さない個人投資家に武力等で強制するものではないとのこと。現時点ではこの協定の影響か、ネーデルランド影響度は35%で安定している。


 未だネーデルランド内に連合機関が存在しないこともあり個人投資家間での個別協定という形ではあるが、イングランド商会連合はネーデルランドとの同盟の道を探っている。ネーデルランドはイスパニアからの独立に際してイングランドの支援を受け、またイングランド側も内部抗争にネーデルランド艦隊の援助を受けるなど、これまでも親密な同盟関係が続いていた。ネーデルランド商会連合(仮)は8.7に第一回総会を開く予定であり、この結果次第では北海は長期に渡って安定した海域となるかもしれない。