思っていることが伝わらない!と感じたことはありませんか?
こんにちは、社会保険労務士の神野(かみの)です。
私は、社会保険労務士として企業に顧問として携わらせていただいてることが多いのですが、その中で感じることがあります。
それは、「法律」や「制度」、「契約」を万全にしても、それだけでパーフェクトではない、ということ。
会社の中で大切なことは、やっぱり「人」だと思うんです。
それは、会社に携われば携わるほど。
そう思います。
その中で今年のテーマとして「人材育成」ということに主に取り組んでいこうとしています。
特に力を入れているのが「社員研修」。
コミュニケーション研修、目標管理研修、新入社員研修から、セクハラ研修など、幅広くやっています。
今日は、その中で研修の一コマを切り取ってご紹介してみようと思います。
★難しいことは書いていませんので、軽く読んでいただければと思います★
早速ですが、みなさんに一つ質問です。
「今日は久しぶりの休み。よく眠れたなぁ!」と感じるのは、何時間くらい睡眠時間がとれた時ですか?
8時間?
12時間?
それとも、6時間!?
これをお聴きすると、みなさん、本当にばらばらの解答をされます。
そう、人によって、バラバラなんですね。
それでは、「この仕事、急ぎでやってくれる!?」と言われたら、どうでしょう?
いつまでにやりますか?
5分以内?
1時間以内?
午前中?
今日中?
これも、バラバラなんですね。
人は、「自分の基準」を持っています。
その「基準」は、人それぞれです。
しかし、人は、つい「相手も同じ基準を持っている」と錯覚をしてしまいがち。
だから相手に対して、「なんで、頼んだ仕事をもっと早く仕上げてくれないの?」と感じてしまうのです。
これは、家庭内でも同じこと。
「昼から映画を見に行こう」と言っていたとします。
自分は、「昼ご飯を食べたら」見に行こうと思っていた。
だから、ご飯を食べ終えると準備をすませ、いつでも出られる状態にした。
しかし、夫(または妻)を見ると、まだゆっくりしている。
内心、「もう!早く出ようよ!」と思う。
そして、いらいらする。
こんなことは、ありませんか?
実は、相手は、「昼3時くらいから出かけよう」と思っていたのかもしれません。
もしくは、見たい映画の時間を調べていて、「4時に出れば間に合う」と思っていたのかもしれません。
普段生活をしていて、「なんで思っていることが伝わらないの?」
そう感じたことはありませんか?
そんな時、少し振り返ってみてください。
「いつ・どこで・何を・誰が・なぜ・どのように・どれくらい」
きちんと、具体的に伝えられていましたか?
もしくは、きちんと聞くことが出来ていましたか?
抽象的な表現は、いいコミュニケーションを阻んでしまうもの。
一度、「伝えよう!」と意識して、話してみてください。
相手の反応が変わるかもしれません。
それでは、また!
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