吉田調書の公開について
吉田所長本人の上申書によれば
吉田所長本人が吉田調書の非公開を
強く望んでいました

調書の内容は私個人の記憶に基いて
率直に事実を述べましたが
事実を誤認している可能性もあり
私のお話があたかも事実であるかのように
一人歩きする危惧がある

従って、本資料が第三者に漏洩する事がないように
国会事故調において厳格に管理していただくよう希望します
吉田所長の上申書
5月23日菅官房長官記者会見

ついでに
事故直後に吉田所長が
次に同じ津波に襲われたら本当におしまい
よって、防潮堤をしっかり作ろうと提案した際

原発構内に構造物を作る際は
書類審査だけで大体1年掛かるので
ダメだ

と政府に却下されて、当然吉田さんは大激怒

そこで東電が提案した案が

土嚢を積み上げる


土嚢であれば構造物ではないから
役所の審査はいらない

結局
「性根を入れた土嚢」
を積み上げて防潮堤を作らざるを得なかった

未だに防潮堤は仮設のままである

きちんとした防潮堤をつくろう
という提案が出ていない事
これが恐るべき現実でしょう