ずいぶん前から知っていたので、極力周囲の人間
には食べないように言ってきたのですが、マスコミ
の報道を見ていて、これじゃヤバイと思ったので、
書いておきます。

現在、韓国で問題になっているキムチの寄生虫は、
人間の体でかつて共存していたタイプの寄生虫で
はなく、犬やネコに寄生するタイプのヤツです。
で、寄生虫卵が孵化しなけりゃ大丈夫みたいに、
テレビという責任あるメディアで言ってますが、
孵化してない卵の段階では駆除ができません。

なぜ犬猫に寄生する回虫が、今回白菜から発見さ
れたのかというと、
(以下、KBS動画テキスト/2ch東アジア+抜粋)
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■[ニュース9] 犬の糞尿が、白菜畑にそのまま
振り撤かれている

<アンカー>
白菜から出たという寄生虫卵には、犬の寄生虫も
入っていました。それも当然な理由がありました。
犬の排泄物が、堆肥化の過程を経ずに、そのまま
白菜畑に振り撤かれている現場を、ホン・チャニ
記者が取材しました。

<記者>
京畿道の、とある犬飼育場です。百匹あまりの犬
の排泄物が床に一杯です。浸出水は何の処理もな
しに地面に染みこんでいます。こうした排泄物は
犬飼育場そばの白菜畑に肥料として撤かれます。

<犬飼育場経営者へのインタビュー>
「米ぬかと堆肥を作って交ぜて使うのではなくて?」
「ええ。」
「そのまま?」
「そうです。」

<記者>
4百匹あまりの犬を飼育している、また別の飼育場。
規模が大きい分、排泄物処理が比較的よくできてい
る所です。しかしここから出た犬の排泄物も、やは
り飼育場のすぐそばにある白菜畑にそのまま振り撤
かれています。量が多くて使い残した排泄物は、農
民たちが肥料用に持って行ったりします。

<犬飼育場経営者へのインタビュー>
「畑に人が直接来て持って行きますか?」
「はい、直接来ます。」
「白菜にこのように使うんですか?」
「はい。」

<記者>
発酵させた堆肥のほうが土にも良いし寄生虫の危険
も減らせるのは分かっていますが、醗酵堆肥は高す
ぎるため、排泄物を一部使わざるをえないのです。
<中略>
動物の排泄物に対する明確な処理基準と白菜栽培
管理基準の整備が急がれます。
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ご存知の方は多いと思いますが、一般に畑の肥料
とされる「堆肥」は、しばらくおいて醗酵させて、
その際に発生する熱などによって、肥料として使
えるようになります。ですから、ナマの糞尿を畑
にまいている訳ではないのです。しかしながら、
今回のキムチ騒動ではこうした処理の過程を経な
い状態での糞尿が使用されており、これは安全で
はありません。

で、本当に恐いのはここからで、白菜畑に使用さ
れているこの糞尿が他の野菜畑に使用されていない
保証はどこにもないという問題があります。また、
韓国の報道ではコチジャンなどからも寄生虫卵が
発見されており、韓国産の食品全般に対する緊急
の安全点検が必要であるにもかかわらず、日本の
マスコミが、それにまったく言及していない異常
が起きています。これは前回の豚連鎖球菌に関す
る報道と同じ動きになっており、アメリカのBSE
や雪印、浅田農産の鳥インフルエンザ事件であれ
だけ大騒ぎしているにも関わらず、中韓が絡む場
合、全くその安全性に対する検証がなされていな
い状態で、すでに安全であるかのような印象操作
をしています。

では、今回発見された回虫は生命の危険がないの
かというと全くそうではありません。むしろ、
非常に危険です。

(以下、日本小児科学会/学会雑誌より)
http://www.jpeds.or.jp/journal/108-08.html#108-08-04

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【原著】
■題名
心タンポナーデにより発見されたイヌ回虫症の1例
■著者
青森労災病院小児科1),さしなみ小児クリニック2)
鳴海 洋子1)  大高 雅文1)  金城  学1)
差波  司2)
■キーワード
心タンポナーデ,イヌ回虫,幼虫移行症,好酸球増多
■要旨
 イヌ回虫は主にイヌを固有宿主とする寄生虫である.
従ってヒトに感染した場合,幼虫のまま長期間生存し
て体内各臓器に移動する幼虫移行症を呈する.その臨
床症状は多岐にわたり,侵入部位により肝機能障害,
呼吸器,眼症状を呈する報告が多い.今回,われわれ
は心タンポナーデにより発見されたイヌ回虫症の13
歳女児例を経験したので報告する.主訴は嘔気,心窩
部痛.血液検査上,肝機能障害を認め,また心エコー
およびCTにて多量の心嚢液貯留,脈圧の減少を認め心
タンポナーデと診断し,心嚢ドレナージを施行した.
その後速やかに症状は消失したが,肝機能障害持続,
次第に好酸球増加が顕著となった.各種ウイルス抗体
価や骨髄像は正常であったが,ELISA検査にて血清お
よび心嚢液の特異的イヌ回虫抗体の著しい高値を認め
た.以上よりイヌ回虫感染と診断した.イヌ回虫感染
によって循環器症状を呈した報告は少なく,今回の症
例は興味深い1例と考えられた.

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ここで重要なのは、腸以外の部位に寄生虫が侵入する
ことは決して珍しいことではないという事です。そし
て、肝臓や眼球、呼吸器などに侵入した場合、駆除は
外科的な手術以外にないという事が報道されていませ
ん。マスコミは中韓の機嫌を取るためなら、日本人に
どれだけ死者がでてもいいと考えているようです。

左翼的な思想が正しいように、いまだに考えている
馬鹿のおかげで、まるで「寄生虫ごときで騒ぐ必要は
ない」かのように報道していますが、肝機能障害は
命に関わる問題です。また、脳を食い荒らす、眼球
を食いあらすなど、致命的な障害または死亡の要因
になるような動きもします。

マスコミがあてにならないので、敢えて書きますが、
キムチの検査で「安全」とされても、単なる「抜取
検査」であって、全部が検査されている訳ではあり
ません。ですからマスコミを信用しないでください。
雪印の大腸菌で死ぬのも、寄生虫で死ぬのも、同じ
です。マスコミがここまで腐りきっているというの
をどれだけの人が知っているかと考えると暗澹たる
気持ちになりますが、韓国のキムチを輸入している
他の国々ではものすごい大騒ぎが起きています。

なんどもいいますが、寄生虫卵は駆虫剤ではなんと
もなりません。そして、寄生虫が孵化すると血液の
集まる場所に血管を通じて移動します。安全である
かのような報道は嘘です。
なんで、こんなことをブログで必死に書かなければ
ならないのかと、本当に日本のマスコミの姿勢に対
して強烈な怒りを覚えます。

大切な人や、周囲の人達にきちんとこの情報を伝え、
自分でもネットで調べて下さい。また犬の寄生虫は
母乳を通して子犬に感染するなど、非常に危険です。
大切な人、子ども、家族をちゃんと守るためには、
絶対にマスコミの報道を信用しないでください。