「愛の巣シリーズ」
愛の巣へ落ちろ! (白泉社花丸文庫)/樋口 美沙緒
¥630 Amazon.co.jp
- 【 愛の巣へ落ちろ!】(11/02/17up )
- 同人誌【愛の巣へ落ちろ!extra】(11/10/04up )その後のお話し。
- 小説花丸 2011年 10月号番外編【愛の巣へおちたあと】(11/10/10up )本編と「extra」の間のお話し。
そして…
【 愛の巣へ落ちろ!】スピンオフ 陶也(タランチュラ)×郁(カイコガ)編
想像していた通り、負けず劣らず切ないお話しで、泣けて泣けて大変でした。(ノ_・。)
一言で言えば…良くも悪くも「因果応報」でしょうか。。。
強いものは弱いものを守り
弱いものは強いものに癒しを与える
「extra」の軽く2.5倍はあり読み応えたっぷり!!!
- 同人誌 R18 【 愛の裁きを受けろ! 】 著:樋口美沙緒
- ロウクラスの中でも異種で希少種のカイコガ・郁。
- それは奇形で短命。
- 徐々に口がきけなくなり、擦り傷から熱を出し、捻挫から骨折し動かなくなる。。。とんでもなく弱い存在。
- それは儚いくらいで、階級意識に囚われた人たちにはゴミのような存在です;;
- だからその存在だけでももう泣けてきちゃうのですけど。。。(ノω・、)
澄也がシジミチョウの翼を選んだことにより傷つき、陶也は荒んだ生活を送っていました。
その頃、陶也と郁はパーティで出会いますが、出会い的には良くも悪くもありませんでした。(陶也は忘れていたし!)
でも、郁は陶也の本質を見抜いたんでしょうね。
素っ気ない中に優しさを見い出し…(「extra」に収録された<底のほうには、あるかもしれぬ>で読めます!)
イチズにケナゲにただひたすらに想います!!!!(ノ_・。)
前半には陶也×郁のえち♪もあります。
でも…それはちよつと唐突で、らぶらぶだからではありませんでした。
ほんとはもう好きなんだろ――!?
無自覚でも勢いでも何でもいいから告白しちゃえYO――――――!!!!!
読みながら叫びたいくらいでしたが、そんな雰囲気でもなく!
もちろんムリヤリでもなく優しく…陶也の手足から出る糸と媚薬(?)でとろとろ~///
郁も気持ちよさ気で幸せそうでした。(*^▽^*)
でもそのまま上手くは行きません。
病弱・短命+過ぎた庇護
義理の弟・篤郎による薬・暴行・rin姦。。。
これでもかっ!な状況が郁を襲い、陶也との別離を選びます。(。>0<。)
この時の郁の気持ちもわからなくもないですが…そんな気遣いいらんぜよ~!!!うわーん
もっと自分本位になっていいのにならない郁に泣き;;
陶也も陶也で受け入れちゃうし。仕方ないかもしれないけど…やっぱ、うわーん;;←語彙がなさすぎ
そして、5年後…
奇形で短命でも生まれたからには自分の力で生きたい!
郁は過保護な義父を説き伏せ自活していました。
でも、郁の頑張りとは関係なく…
その儚さは庇護欲を掻き立て、反発心を生み、情愛・慈愛も溢れさせますが、憐憫の情も湧かせます。
郁には何の罪もなく、ただカイコガに生まれてきたというだけで、言われもない感情をぶつけられたり;;
当たり前の事がままならない郁の生活はほんとに読んでて辛かったです!(ノω・、)
でも、大変なこともいっぱいで、悔しく悲しくなりながらも、「生きる」ことの喜びを実感しながら、イチズにケナゲに毎日を過ごす郁。
それはもう!ぼーっと過ごすゆたかが恥ずかしくなるくらいに(/ω\)
しか―――――しっ、陶也と再会・復縁までが遠い!
とにかく遠い、遠いっ、遠いっっっ!!!!←しつこく「カイジ」立木ナレ風ww←言いたいだけwww
でもね、逢えなかったその間に傲慢だった陶也が郁のために変わってました。ヽ(^o^)丿
ロウクラス専門の弁護士になったり…人のために尽くしてました。
しっかり愛を育ててましたよぅ!!!!←ウソじゃなかった、よろしく哀愁←古すぎ?←14歳だけど//笑
人って優しくなれるんですねw
それはもうビツクリするくらい!!!
澄也顔負けかもしれませんね。さすが「血」というべきか。(^m^)
読んでる内に陶也を我が子のように思い、その成長をめっちゃ喜んでおりましたわ!!!!!
二人はあとどれだけ一緒にいられるのか………
多くを望みません。
互いの想いの届くところにいて、ただただ、不幸せにならないことを祈ります!!!!
一度愛してしまったものは、仕方がない
この言葉が刺さりました。
. 5
BLだけどもヒューマンドラマのような…そんな感じの二人でした。
樋口さんの作品を読むと「愛」とか「生き方」とか…考えさせられます。(〃∇〃)
とすっかり〆ておきながら。。。
実はゆたかメインカプの澄也×翼の方が好きだったりします///←だって辛すぎるんだもの;;
そして、その後の【 わたしのした、なにか善いこと 】はまた後日w
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