映画紹介204 失踪 | dokidoki感

映画紹介204 失踪

こんにちは



この映画を観ました



失踪








簡単なあらすじ


消息不明になった妹を探すため 妹が訪れていた地に姉がやってきます
怪しい家を調査してみると・・・





感想


こちらある方の記事で 韓国映画史上最大の不快感 とあり気になりました

韓国のサスペンス映画等は容赦がなく ヨーロッパ映画に通ずるものがあり 
私はそこが好きな要素なので その不快さが最強とは  

・ファニーゲームのような理不尽で身勝手な不快さ
・屋敷女のように 生理的嫌悪感おぼえるもの
・スプラッター系のグロい表現 どんなのだろ?と思慮をめぐらせながら観てると 

その方が言う「女性は不快感持つ」というのが よく分かりました 
私もこの手はあまり好きではありません
ただ女性を凌辱する描写が少なかったのは マシだと思います

そんな女性の凌辱シーンが多く 激しく仕返ししてスカっとするのが
「アイ スピット オン ユア グレイブ」なのですが
それは私は好きな映画だったりします (女性は苦手な映画かもですが)

要はバランスの問題でしょう アイスピットはアメリカだから
やられたー やり返すー 以上! とスッキリしてますが

韓国映画では それでは終わらない陰鬱さが残るのです
その辺がヨーロッパ映画的だと思う所以です

しかしヨーロッパでは本当に人さらいして その人間を奴隷とする事件は
未だに実在するから 少し前にイギリスでも発覚していたし

東ヨーロッパは人身売買 結構あるみたいなのでヨーロッパ映画には
リアリティーがある分 韓国映画よりヘビーかもしれませんが・・・

ちなみに教えてもらった方は 以下の映画に似てるかもと 挙げていました

「ミザリー」 被害者男だしサイコな女性を描いた映画
「ホステル」 被害者主に男だし 殺すことを目的した加害者集団
「テキサスチェーンソー」 頭を使わないバカの人殺し

被害者が男と女ではそもそもの趣旨が変わってくるように思います
そんなのでちょっとずつ違いますが これらを3つ足して3で割ったら
この映画にみたいな気持ちはよくわかります

私は ただただ監禁する 「鶏小屋」と「アイスピット~」を
足して2で割ったらちょうどよいかなー なんて思いました

いやもっとわかりやすくいうなら チェイサーの劣化版

映画の内容には触れていないから なんのことかわからないでしょう
すません

要は この映画をハリウッドなら大味だし 日本なら表現を気にして
おとなしくなっていただろうから 多分点数低い映画だったでしょうが

そこは韓国映画 イヤーな気分味あわせるし 最後もスカっとさせない
そんなところが良かったです




68点




内容はあまりないし 狂気もそれほどではないし
ちょっと中途半端な作品でした