映画紹介203 UPSIDE DOWN | dokidoki感

映画紹介203 UPSIDE DOWN

こんにちは




この映画を観ました



アップサイドダウン











簡単なあらすじ


隣り合う双子惑星があり上は上流階級が 下は労働者階級が住みます
それぞれの惑星の重力に影響されるため 普通なら行き来するはずがない
男女が出会い 恋に落ちます

この重力の影響を この映画を観てない人に 
文章でうまく説明出来る人がいるなら天才だと思います





感想


私は恋愛映画とファンタジー映画は苦手です
それは枯れたオッサンであるというのが 大きな理由ですが
まあまあ昔からそんな要素は持っていました

例えば日本のTVドラマの恋愛物など 小さなコミュニティー内で
くっついたり 離れたりするハムスター恋愛だとしか思えないし

なんらかのハードルある恋愛とか なら交際辞めれば?と思うのです

またファンタジー映画は 何でもアリになるから観る気が失せます

しかし「バタフライ エフェクト」観た時は 恋愛+ファンタジー
でも かなり良かったので 許せてしまった大好きな映画で
こちら それと同じ匂いがしたので借りてみました

冒頭 重力が逆に働く2つの惑星の法則として 3つあり
・双子惑星という 2つの連続する惑星が存在する
・産まれた星の重力に影響される つまり逆の星に行くと上に落ちる
・相手の惑星で重力に影響されない物質があるが 数時間で発火する

そんな縛りで観てください という注意があります

連続するとは惑星の距離とは 極端に接近するところだと
ロープを使えば行き来できるほどの距離に存在します

そんなことになるためには公転・自転が全く同じになるために 
惑星の直径や質量まで同じでならなければならない 
そんなマジなこと考えるとシラけてしまうのでスルーしても

そこで男女が出会うのですが この2人に子供ができたら
どちらの重力に影響されるのだろう? とすぐに疑問に感じました


そして惑星同士を繋げた企業が存在します 
そこでは 一方が普通に生活しているのに 逆では天井を歩くとか

グランド0=重力の中間地点では 天井で仕事をしてる人がいる
そんなドリフのコントみたいな設定で物語は進んでゆきます

冒頭出会った男子はイケメンに成長するも 女子はそうでもないから
私なら冷めそうなところ 男子は過去の記憶と障害に萌えるかのように

女子を探して かつての恋心を再燃させようとします

その中でのやり取りは 面白かったり 少し切なかったりするし
とても分かるーとか この映画のアイデアすげーとまでは感じませんでしたが

2つの世界を行き来できる 唯一の生き物 ピンクミツバチの存在と応用は
ほのぼのしているし 映画のアクセントとなりよかったし

映像の美しさはかなり良いし 恋愛映画 ファンタジー苦手な私でも
この世界観はとても惹かれました さすがフランス映画です

最後も続編あると思わせるような内容で そちらは気になるのですが
多分観客の予想通りですよ という感じで 絶対作る気はないと思います 
そんなフランスならではの 潔い終わり方も好きでした




83点






ネタバレしたくないので なるべく短く説明しようとしましたが
多分なんのことかわからないでしょう

全部伝えると長くなりすぎるし ネタバレになるから
ちょうど良い感じで この映画を伝えるのは とても難しいです