【別れのカツカレー】あさや食堂@那須塩原 | タンメンで溺れる男

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皆様こんばんみ~

今日から4月ですね

年度切り替えのこの時期

別れあり、新たな出会いあり

様々なドラマが


先日、偶然ですが

そんな場面に遭遇してしまいました

カツカレーがたべたいな~

あ、そうだ

あさや食堂さんへ


昼時を大きく過ぎてるのに大混雑

一つだけ空いていたテーブルに陣取ると

箸箱は空っぽ


何にすっかな~とオーダーしようとすると

うどん、そば、ラーメン

麺類全て売り切れ

カレーもあと一人前あるかないか、カツもあと1枚


これはもう注文が決まりですね

カツカレーをお願いしました

先客が大盛オーダーしてたので、自分も


待っている間、常連さんとの会話が聞こえてきます

『もう明日で最後だね~』

『俺、明日も来るからさ、肉うどん予約ね』

と次々に食べたいものの予約を入れている


ん?どういうことだろ

だんだん、こんなにも混んでる理由がわかってくる


しばらくして、カツカレー大盛おまたせ!と運ばれてきた



大判なカツにたっぷりのカレー

そしてもりもりなご飯

これでたったの650円だ



カレーはしっかり煮込まれて旨味が凝縮した感じ

先客のほとんどが食べてた理由がわかる

一口ごとに、カレーを食べてる喜びがこみ上げてくる


そしてけんちんも付いてきた

これはおそらく、うどんやそば用のけんちん汁


しっかりとした味で、そばやうどん入れたらさぞ旨いだろうなと思わせる感じ


はあ、満足



お会計時に、確認すると

3月いっぱいでお店をたたむそうだ


翌日、2015・3・31

あさや食堂さんは最後の営業を終え

たくさんの常連さんに見送られながら暖簾を下ろした


タンメンやカツ丼

そして最後に食べたカツカレー

気のいい女将さんの笑顔とともに

私の記憶にとどまるだろう



どうぞお元気で


※前回の記事※

【モリモリ食堂でがっつりw】



老舗の名店が、代替わりすることなく

次々と暖簾を下ろしていく

特に、お安いお店はその傾向が強い

時代の流れといえばそれまでだが

やっぱり寂しいもんだ



最後にカツカレーを食べれたのは

何かが騒いだのかもしれない