今日のなのな箱・献立
10日の祝日は体育の日ですね。10月最初の『おすしの日』は、運動会のお弁当をイメージして、『ともえずし』『穴子の変わり巻きずし』と、見た目も楽しい変わり巻きずしを2種類用意しました。副菜の鳴門巻きや挟み揚げも、手軽につまめるようなイメージのおかずを合わせています。
今日のレシピでは『ともえずし』をご紹介。一見ややこしそうですが、作ってみるとそんなに難しくないですよ。今回はわかりやすいよう、プロセスに写真を添えました。ぜひ、運動会や行楽のお弁当のメニューに取り入れてくださいね♪
<主菜のおかず箱>
・ともえずしと穴子の変わり巻きずし
<副菜のおかず箱>
・卵豆腐
・ツナときゅうりの鳴門巻き
・南瓜のハム挟み揚げ
・ポテトサラダ
●ともえずし
切ると勾玉を組み合わせたような形になるのが特徴です。巻きずし定番の具材を巻いてシンプルに仕上げました。
※写真手前2つがともえずし、奥が穴子の変わり巻きずしです。
<材料・1本分>
※すしご飯 400g
焼きのり 11/3枚×2
味つけしいたけ 1枚
味つけかんぴょう 20g
厚焼き卵 5㎜厚さ1本
みつば 6本
1 みつばは洗って熱湯にくぐらせます。味つけしいたけは汁気を絞ってせん切りに、厚焼き玉子は細く切ります。
2 のりをあぶり、1枚をまきすの上にたてにおき、すしご飯の半量(200g)をのりの手前から3/4のところまでのせます。すしご飯を、手前が一番高く、向こう側の3/4のところが一番低くなるように、傾斜をつけて形作ります。
3 ②のすしご飯の、手前から1/3のころに味つけかんぴょう、①のみつばと味つけしいたけ、厚焼き卵をそれぞれ半量のせます。巻きすの裏に親指を当て、残りの指で具を押さえ、具が中心になるようにひと巻きします。
4 ③の巻きすを開き、すしご飯の残った部分にのりの1/3枚のほうをのせ、さらにご飯が勾玉の形になるよう巻きすごと巻き、形を整えます。
5 ①から④の要領で、残りのすしご飯、のり、具材を用いて同じものをもう1つ作ります。
6 出来上がった2つを抱き合わせて組み、巻きすで巻いて形を整えます。食べやすい厚さに切り、器に盛ります。
※すしご飯の作り方<米3カップ分>
米 3カップ
水(米の1割増し) 31/3カップ
昆布 7cm角1枚
みりん 大さじ11/2
<合わせ酢>
砂糖 30g
塩 10g
酢 大さじ4
1 米は洗ってざるに上げ、30分~1時間おきます。
2 昆布はかたく絞ったぬれ布巾で両面をさっとふいて汚れを取り、切りめを入れて分量の水につけ、1時間ほどおいて昆布を取り出します。
3 炊飯器に①の洗い米と②の昆布だし、みりんを入れて炊きます。炊き上がれば蒸らしておきます。
4 鍋に合わせ酢の材料を入れて弱火にかけ、木しゃもじで混ぜながら、人肌程度に温めます。
5 蒸らした③のご飯を大きめのボウルなどにうつし、温めた④の合わせ酢を木しゃもじで受けながら、全体に回しかけます。
6 うちわなどであおいで冷ましながら、木しゃもじで縦に切るように混ぜ合わせます。このとき、ご飯がつぶれてしまうと粘り気が出てしまうので気をつけましょう。
7 底からご飯を返し、再び切るように混ぜます。ご飯に艶が出るまで、あおいで冷ましながら混ぜます。
8 ⑦を大きめのバットなどにうつし、広げて冷まします。ある程度冷めれば、表面が乾かないようにかたく絞ったぬれ布巾をかけておきます。
※実際提供している『なのな箱』のお料理は、こち らをもとにお弁当用にアレンジしています。
ともこ先生より ひとことHINT♪
※具材はこのレシピにこだわらず、お好みのものを使ってください。それもお楽しみのひとつになりますね。汁気の多いものを使う場合は、しっかり水分を絞るのを忘れずに。
☆食楽器『なのな箱』についてお問い合わせはこちらへ
土井勝家庭料理ラボラトリー(土井ラボ)
TEL・FAX 06-6624-9113
メールアドレス doilabo@almond.ocn.ne.jp
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